selector infected WIXOSS 8話終了時点からこれまでを振り返りつつ、今後の展開に大いに期待する記事。

ダークな演出とシナリオで盛り上がっております、selector infected WIXOSS
本日はこの作品についての記事です。とても長いですが読んでいただければ嬉しく思います。

※激しくネタバレを含む記事です。ご注意ください。















さて、
ついに第8話で明らかになった、
セレクターバトルルールの核心。


セレクターの願いが、ルリグとセレクターが入れ替わった後で叶う――
という悪魔との取り引き、あるいは猿の手のような呪われたルール。


このルールが明かされたことで、コレまでのルリグたちの意味深なセリフや、何気ないセリフの意味がつながり、そしていくつかの言葉の意味はひっくり返りました。
今回は、8話で意味合いが変わってしまった事を頭に入れつつ、1話から振り返っていこうと思います。

★補足★
今回の記事では前提として話を進めていますが、ルリグとセレクターの入れ替わりというのは今のところ確証に足る材料自体は8話時点ではまだありません。
なので、もしかしたら遊月と花代さんはもっとえげつないことになっていたり、もうすこしくらいは救いのある事になっているかもしれません。
まぁでもリアルタイム記事だしちょっとくらいいいよねって事で、今回は仮説を前提にして読み解いていきました。

そのあたりをご了承頂いた上でお楽しみください。
izakura自身は震えて答え合わせを待つ事に致します…。




Episode01 この奇跡は兢々
※兢兢(きょうきょう):恐れて自由に動きまわれぬさま。びくびくするさま。「戦々−」

冒頭。夜の街・戦うルリグ(?)二人と、意味深なモノローグ。
 
――私は、アナタの想いを叶える
――たとえ誰かを傷つけても
――たとえ自分を傷つけても


――だからお願い
――その想いがかなった時には
――どうかアナタは



「笑ってほしい」


ここで登場するルリグ(?)のシルエットは一見するとタマの様に見えますが、画面が暗くなっていて確証は得られません。
それに、よくよく聞いてみるとるう子の声のようにも聞こえます
特に「だからお願い」以前の前半部分。

何も判らない初見の状態で見ても、作品の雰囲気を短いながらもよく表していて、
さらにルリグとセレクターの入れ替わりがあると判った現在の状況から見ると、また意味合いも違って見えるという非常によく出来た冒頭。
この冒頭からも判るように、この作品は複数回の視聴をかなり意識した作りとなっていると思います。




女子中学生のファッションリーダーのカリスマモデル達もウィクロスにハマっていて、女子の間でもウィクロスが流行しているという世界観の説明。TCGのバトル描写自体についてはアッサリ目におさえているこのアニメですが、TCG周りについては何度も描写されています。





るう子のルリグ、タマ初登場時のワンシーン。
カードの中の奥行きが閉じ込められた空間を強調しているように見える。
ちなみに"ルリグ"girlを逆から読んだlrigという事らしい。



余談ですが、このアニメの原作者のクレジットもLRIGとなっています。こんな所まで不穏な作りで感心しますね…。





「オラキター!」
花代さん初登場時に、るう子に向かって放った言葉。
いまだ明かされていない謎のひとつで議論が続いている…(笑)


 
夢限少女について説明する花代さん。
「選ばれた少女であるセレクターが勝ち続けることで、無茶な願いや夢を可能にする自分になれる」




選ばれた少女」というのが、"誰に選ばれたのか"という部分は今もまだ明かされていませんが、これは良い意味での「選ばれし者」という訳ではなく、どちらかと言えば「白羽の矢が立った」という意味ですね。しかしどちらとでも取れる言葉になっているのが上手い表現です。
しかしタマと違って、最初から話す事が出来た花代さんは遊月にセレクターバトルをするように促したはず。彼女はどんな言葉で、どんな気持ちで遊月を駆り立てたのだろうか。
(ちなみに遊月にウィクロスを薦めたのは、香月…)


 
「三回敗けるとセレクターはその資格を失い、三回敗けた時点であたしらは消える」
ここでは例の願いが裏返るペナルティについては話をしない花代さん。




 
でも実はここ、遊月が花代さんの説明を遮りながら「願いがない」と言っているるう子にバトル(初心者狩り)を仕掛けています。
遊月の性格から考えて、この浮かれっぷりは今見ると結構興味深い物がありますね。しかも香月の前で。
…花代さんの心情や如何に。





遊月「ルールが判らない内に叩きのめす! オープン!」
この言葉、セレクターバトルのルールをろくに知らなかった遊月自身に完璧に跳ね返りましたね……。





るう子の思わぬ強さにうろたえる遊月に対して「こんな所で負けていいのか! 香月を手に入れるんだろ!」と檄を飛ばす花代さん。
……はい。花代さんがその願いを享受するのだと考えた場合、なんとも味わい深いシーンです。





先生が昼休みの終わりを告げに来て終了。学生時代にTCGをやっていた人間には覚えのある事でもありますね。



他にも食堂でTCGに興じているシーンもあり、この作品は、こういったTCGプレイ風景の切り取り方がなかなか面白いなと思います。






Episode02 その出会いは劇薬


 
セレクターは多くはないが、ルリグは見ただけで相手がセレクター・ルリグだと判る。(広告でも判るらしい?)
そして伊緒奈の事はみんな活動内容まで詳しく知っていましたが、あきらっきーについては顔は知ってるけど名前が出てこない位の扱い。
この辺りの描写も徹底していて、見返すと面白いですね…(笑)





あきらっきーと一衣のバトルを観戦しながら「緑デッキは相性を考えると戦いやすいかも」と遊月にアドバイスする花代さん。
初見では、「カードの精霊だからそういう事はなぜか知っているのだろう」と受け取った所でしたが、本当の所はルリグ達が基本的にセレクターバトルを勝ち抜いた少女で、前世でのバトル経験からくる言葉だったんですね。(カードの相性の他にも、精神攻撃に弱そうな遊月の性格を考えていたのかもしれません)





「意図的にバトルを止める事は大きなペナルティがある」
と言う花代さん。今のところ具体的な例は上がっていませんが、あきらっきーが顔に受けた傷はもしかするとこのペナルティかも?




 
一衣がショックで落ち込んだ隙にピルルクたんにボコボコにされて倒される緑子。
この後も結構、一衣の弱さに振り回される緑子ですが、文句を言うこと無くずっと一衣を励まし続けます。
ペナルティなどを秘密にしている罪悪感も当然影響はあるのでしょうが、彼女は本当に優しい子なのでしょう。




 
バトルが終わった後、観戦しているるう子に微笑みかけるピルルクたん。
彼女のこんな表情はとても珍しいので、何か意味がありそうですが……。(オラキター案件である可能性もある)





「遅刻して廊下に立たされたけど数学の授業受けなくて済んだから、あきらっきー♪
と明るく言うるう子に呆れる遊月。
図太いとか、何考えてるか判らないって言われるるう子ですが、たしかに日常会話でもこういうとぼけた事を偶に言ってるんですよね。




 
 
デッキを見直すためにカードショップに赴く4人。
雑居ビルの一室にあったり、ショーケースやポスターまみれだったり、とてもリアルな描写。
(美人の女性店員とかJCの客がいる以外は)


ここで美人の店員モモカさんが「私可愛い女の子好きなんだ〜!」と言うんですが、今聞くと若干不穏な気もします。
なんといっても、ルリグになるのはTCGキャラよろしく美少女であるべきでしょうし、彼女はウィクロスを売る側なので…。




 
香月にカードの手ほどきを受ける遊月。香月が近くに来ただけで赤面。
そして引き出しの一番取り出しやすい所に保存している絵を見て決意を新たにする。そりゃ学校でも噂になる……。






Episode03 この平穏は戯言


 
一衣「(るう子は)弱そうだから挑んでも大丈夫かなと思って…」
こういう事を思いがけずストレートに言っちゃうあたり、一衣が友達いない理由が微妙ににじみ出てる気がします…。
あとまぁ、仕方ないとはいえ、勝てそうな相手としてるう子を選ぶ辺り人を見る目が無いというか運が無いというか…。





あきらっきーとバトルをする遊月。
ピルルクたんに願いを見られて動揺する遊月に
「いずれ願いが叶ったらみんなにバレる」
「あんたの願いは恥ずかしい物じゃない」
と勇気づける花代さん。
現時点ではいまだ確定ではないものの、恐らく遊月の願いを代わって成就(享受?)するのが花代さんであることを考えると、
ここでの花代さんの言葉は、

  • 単に遊月を勇気づけているだけ
  • 実際には花代さんが願いを叶えるので遊月が何かを思う必要は無い
  • 花代さんがセレクターだった時の願いに比べれば恥ずかしい物じゃない

と、色んな解釈が可能で、素晴らしいセリフ回しだと思います。




 

「インモラル」(名言)
セレクターとルリグの関係を知っているであろうピルルクたんは、遊月の願いと花代さんのやりとりを聞いて微妙な気分になっていたかも…。




 
一衣の過去と願い。青森の友達からの手紙で救われた。
……でもこの作品の意地悪な世界から考えると、親友だからくれた手紙ではなく、半分義務的な手紙だったんじゃないかという考えもよぎります。
寂しがっている一衣を見て、彼女の母親がお願いしたんじゃないか…とか…。




 
一衣・緑子とのバトルを通して、進化したタマ。
人語を解する様になりますが、個人的には逆に魔物というか異物っぽさが増した気もします…。
緑子いわくセレクターが夢限少女に近づいたので進化した」らしい。
この戦いでタマのセレクターのるう子が大きく変わった所といえば、「"セレクターバトル"の楽しさに気づいた」事。
願いの無かったるう子に、ついに願いの種らしきものが現れた瞬間です…。





家に帰ってウィクロスのカード全集を読みあさるるう子。
カード全集本で未取得カードの効果を見ながらデッキを妄想って、割りとTCGプレイヤーにはおなじみの行動だと思うんですが、TCGアニメでこういう事をしているのは初めて見たかもしれません。




 
通算で三勝しても願いが叶わない事に苛立つあきらっきー。
ピルルクたんは「勝利だけでは夢限少女になれない。願いに合わせた条件が必要」と涼しい顔。
"条件"が何なのかは教えてくれません。あまりピルルクたんにとっては教えたくない事なのでしょうか。






Episode04 その祈りは冒涜



一衣「セレクターのバトルは願いをかけているから苦しいのは当然だと考えていたんです…」
この、「願いのためには苦しみがあるのは当然」みたいな部分は、この作品を見る上で割りと重要な事かもしれないですね。
視聴者にもこの考えがまず頭にあった人は意外と多いのではないでしょうか。




 
緑子「一衣は願いを叶えたから、もうバトルしなくてすむ…」
花代「本当にいいのかい?」
一衣の友達として、自らの復活を諦めようと自分に言い聞かせるかの様な複雑な表情の緑子と、
何があっても情には流されず、絶対に自分は復活するんだと決意を硬くしている様にみえる花代さんという対比…。




 
 
緑子「ボクは一衣のルリグじゃなければよかった…」
花代「それは言わない約束だよ」
タマ「タマはるぅのルリグがいい!!
ここの三者三様の表情は、ネタが明かされた後に見ると絶妙ですね…
いずれ明かされるであろうタマの正体が判った時にはまた見返したいシーンです。




 
るう子を、アキラからなんとしても守ろうと奮闘する遊月。
しかしるう子自身は、バトルをしても良い…むしろしたいとさえ思っている。
仲良くなったはずの遊月と決定的に考えがすれ違っている。




 
「るう子が何を考えているか判らない」と、育児放棄されるるう子の過去がフラッシュバック。
ルリグとセレクターの入れ替わりや、夢限少女の願いは果たしてるう子の過去に関係しているのでしょうか…?





 
伊緒奈に「私の事が怖いの?」と言われて何も言い返せないあきらっきー。



 
伊緒奈にセレクターバトルはしたい」くせに「願いが無い事」を言い当てられるるう子。
ここで伊緒奈は「願いのないセレクターバトルは冒涜だ」と去っていきますが、後に「自分と同じ願いを持っている少女をついに見つけた」と喜びに打ち震える彼女の言葉と若干矛盾しているような気もします。


願いが無いのに惰性でバトルをやっているので取るに足らないつまらない相手だと考えたのか、それともるう子とのバトルを一番美味しくいただけるようにセッティングをするためのハッタリか…。


個人的には、後者を押したいと思います。
「フォークの背中で潰したいちごを牛乳と牛乳で混ぜて食べるのが好き」と、インタビューに事細かに語っていたことから、
伊緒奈は好きなものには手間暇かけて一番美味しく食べるということにこだわりを持っていそうですし、
あきらっきーにはあまりバトルを無理強いしなかった伊緒奈が、バトルを渋りがちだった一衣に少し強引にバトルを仕掛けたのは、るう子を本気にさせるための周到な下準備に見えるし、(単に一衣が本来的には伊緒奈のバトル相手たる実力を持っていると感じたからかもしれないが)「願いの無い者のバトルは冒涜」という言葉は、自分が舞台を整えるまで無駄にバトルをしてほしくないがための牽制だった様にも思えます。


ということで、るう子を見つけて楽屋を出た時点で伊緒奈は喜びに打ち震え、るんるん気分でこれからの戦略を練っていたのかもしれません…(笑)






Episode05 あの誓いは無効



緑子をパスケースに入れて持ち歩いて、何かあるとすぐに声をかける一衣。
一衣が緑子をどう思っているか、緑子とどういう関係性を構築してきたか…というのが何となく伺える気がします。
(しかしこのシーンでの緑子は、一衣と自分がこれからどうするべきか悩んでいて上の空)




 
一緒にイベントに参加することに決めた3人が衣装を探しに来たシーン。
遊月はアイドルっぽい衣装を提案するが、予算が折り合わない。
これはTCGプレイヤーはみんなお金がないというシーンなのだ(違)



 
ちなみに、遊月がルリグ化した時の衣装は全くアイドルっぽい衣装では無かった…。



 
両親にるう子と遊月の事を話す一衣。その胸ポケットには緑子のカード。
明るい外界と、暗く閉ざされたカードの中。そして一衣と緑子の心境…という対比が悪趣味なほどに良く映えているシーン





「ボクを持ち続けたら良くない事が起こるかもしれない」
浮かれている一衣に、自分を捨てるように言う緑子。
しかし一衣は、緑子も大事な友達だと言って譲らない。


なぜこの時点で緑子はペナルティについて告げなかったのかと賛否ある所だと思うのですが、

この緑子の視点からみた、カードの内側の世界の暗さ…外の世界のとの断絶感…。
この暗い場所から、友達を得て次第に幸せになっていく一衣を近くから見ていて、もし自分がそこに入れ替われたらと少しでも天秤が揺らがないというのはやはり無理なのではないでしょうか…。




 
そしてなし崩し的にバトルに陥り、そこで告げられる真実。
一衣・緑子ペアは、おそらく一勝も上げられないまま三敗。一衣の願いはマイナスにまで落ち、彼女は友達の出来ない身体に…。
緑子は一衣に「三回勝ったら夢限少女になれる」と伝えていた様ですが、恐らくそれは一衣の願いが友達がほしいというささやかな願いなので"条件"が必要でないからなのでしょう。
そしてそれは、三勝すればほぼ間違いなく入れ替わって復活が出来るという、ルリグにとってはこれ以上ない願い。この厄介な希望が緑子の目の前にずっとぶら下がっていたからこそ、緑子はルールを伝えて決定的に捨てられる様にする事ができなかったのではないでしょうか。一衣に廃棄されたとして、次にやってくるセレクターが一衣の様に"条件"無しですぐに叶えられる願いを持つ少女とは限らないのだから。




 
遊月に詰問された花代さんがセレクターバトルのシステムを説明。
「弾けるピアノを失うか、ピアノを弾ける身体を失うか」
この「呪いの幅」が、このペナルティの悪質さであり、視聴者からすれば面白さでもある。
(「富を得る願い」と比べて、「ピアノが上手く弾けるようになりたい」は妙に具体的にも思えるが、花代さんの過去や願いと関係していたりするんだろうか…?)




 
もともと繊細で、痛みに人一倍弱いであろう一衣に、友達になれそうな相手と触れ合うと激しい痛みが走り、るう子達の事を思い出そうとすると、頭痛に襲われ、更には日記の文字も一衣は読めなくなるという徹底ぶり…。
友達がほしいというささやかで平凡な願いに対して、まるで悪魔がカスタマイズしたかの様なペナルティです…。
(それだけ一衣の願いが純粋だったということでもあるのかもしれない)



 
友達を得たことでやっと空の青さに気づいた一衣でしたが、友達を失った彼女はまた縮こまり、地べたばかり見る事に…。




 
セレクターバトルの結果は、セレクターバトルで覆すことは出来ないと語る花代さん。
しかしココに至っては、もしかしたらこの花代さんの言葉は嘘っぱちで、入れ替わった遊月と花代さんとを元に戻そうと願うかもしれないるう子に対する牽制にも聞こえてしまいます…





「どうして教えてくれなかったの!? 答えてよ花代さん!!」



「…………」





 
 
公園に無惨に打ち捨てられた一衣のカード達。最後には雨まで降ってきて、TCGプレイヤーは非常に心が痛む描写ではないでしょうか…。
カードを公園に捨てたのが伊緒奈か一衣かは判りませんが(一衣だと辛すぎる…)、敗けた後の緑子の心境を考えると辛いものがあります。
そして、緑子は曇天へと吸い込まれていきました。
彼女がこれでどうなったのか今のところ不明ですが、また出てきてくれれば嬉しいなと思う次第です。




 
帰宅後にコートも脱がずベッドで泣き伏せる遊月。
そんな姿を見て「捨てていいんだよ…」と絞りだすように告げる。
花代さんとしても、遊月という"条件"の良さそうなセレクターを手放す事はしたくないのでしょうが…。
(緑子も自分を捨てることを何度も提案していた辺り、廃棄される事には大きなペナルティは無いのでしょうか…?)




 
香月に、「悩みがあるなら言ってほしい」と言われて自分の想いを打ち明けるか迷う遊月だったが、結局は言い出せず…。
ここの葛藤が緑子や花代さん達とも少しダブります。
様子のおかしい遊月を見て、香月くんもだんだんと自分のペースを崩して曇っていくのが、この双子の絆(あるいは業)の深さを感じるところです…。





やーだボンボン!(揺れない)






Episode06 この胸は純白


 
「砂糖と牛乳をかけて、フォークの背中で潰してグチャグチャに潰したいちごが好きです」
「アキラは安いんだよな〜」
この6話は冒頭からの豪速球でしたね…。





雨に濡れて帰ってきた一衣に驚く一衣母。こういった「敗者のその後」を描くあたりもこの作品の特徴ですね。
一衣の場合、自分では原因も結果も全く覚えていない辺りがどうしようもなくて救われません…。




 
あきらっきーとバトルするるう子。
一衣も遊月も「アキラとバトルするのは苦しい」と言っていたのに、るう子の中には悦びが湧き上がってきます…。
本格的に敵対した相手とのセレクターバトルも初めてなのに、その腕前もかなりのモノのようで、たじろぐあきらっきー。





ピルルク「才能…が、あるんだね」
ピルルクたんが時折見せる、るう子へのこの眼差しは、一体どういう意味を持っているのでしょうか…。




 
一衣や遊月と同じ様に願いを覗き見られるるう子だったが、「無いものは無いんだから仕方ないでしょ! それに無いから見られても怖くない!」と開き直ってあきらっきーを撃破。




 
るう子に惨敗して逃げ帰ったアキラの罪を、伊緒奈のルリグであるウリスがサドっ気たっぷりに暴いていくシーン。
伊緒奈と戦って弱った相手をハイエナバトルしていた事を指摘されたアキラが、「どう戦おうが自由だろ!」と抗弁したのをゴミを見る様な目でアキラを見下ろす伊緒奈の表情が静かながらも壮絶。
アキラは露出と知名度のある伊緒奈を目当てに集まってきたセレクター達から弱っていそうな相手だけを狙っていたみたいだし、伊緒奈の価値観とは全く合わないのだろう。


仮にすべてが伊緒奈の計算の内だとして…
伊緒奈としては、るう子にバトルの楽しさを自覚させるという役目も終えたアキラにはもう用もなく、
あるいは、自分の求めてきた相手である「るう子」に手を出した事が心底ムカついたので、「これ以上セレクターバトルを汚すな」、「負け犬…」と、ついに牙を剥いた。
伊緒奈とウリスの度重なる挑発と侮蔑と自身が読モの椅子を失った事実に耐え切れず、ついに野生の勘(?)で避け続けていたはず伊緒奈とのバトルをついに開いてしまうアキラ。


 
 
アキラ「私が破滅しても、もうこの際関係ねぇ! てめぇだけはこの手でぶっつぶしてやんよぉ!」
ウリス「うふっ…この子終わったねぇ…」
伊緒奈「…………(これからゴミ掃除する様な目)」


このシーンはは緊張感のあるBGM雨音無音の3つの組み合わせが連続でテンポよく組み合わさっていて、とても素晴らしかったですね。
声優さん達の演技も、抑揚や動と静が強調されていて、会話劇でありながら緊張感が続くシーンとなっていました。




 
香月とすれ違い、香月狙いの女子達に絡まれてインモラル関係を疑われ、落ち込む遊月。花代さんとの関係はこじれたまま。しかし結局手放せないし、ウィクロスデッキも持ち歩いている…。
遊月と花代さんが本当に入れ替わっているのだとしたら、花代さんが女子達をどう対処するのかという期待が高まりますね…。




 
謎すぎる少女、セレクターの「ちより」「エルドラ」
ウィクロスのノベライズ」を出してきたり、「3度負けると身体が破裂して死ぬ」と言ったり、「さいならっきょ〜」と言ったり、かなり謎の存在。
でもHP等での扱いを見るにメインキャラクターの一人らしい…。謎。




彼女とのバトルを遊月が受ける際に、花代さんが見せた表情。
既に1度負けている遊月へ心配か、それとも――




 
遊月「やだよ……他の人に香月を取られるくらいなら、消えてしまいたいっ!」
花代さん「そんな物騒な事、勢いでも口にしない方がいい…」
やはり、目の前に現れたと思った希望を捨てるのは、元から希望がないと思っていた時よりも辛い。
ルリグ側からすると、セレクターへの情報開示はやはり難しい。自暴自棄にさせてはいけないし、不安定にさせてはいけない…。
「消えてしまいたい」などという願いが叶ってしまっては、元も子もないのだから。




 
遊月の中で、3回敗けのペナルティへの恐怖と、香月への想いがせめぎ合う。
結局は香月への想いが溢れて止まらない遊月の様子を見た花代さんが、
決心したように「アタシはあんたのルリグだ。あんたに従うよ…どこまでも…」と決意を投げかけます。
この花代さんの言葉の意味は…
単純に遊月に戦う決心を促しているだけなのか、
それとも花代さんが遊月の身体で復活した後に、ルリグと化した遊月がいずれ夢限少女となったセレクターの身体で復活してくるまで香月を誰にも渡さないようにする…(ややこしい)という決意の現れなのか…






Episode07 その少女は切望


 
一衣の母に一衣の日記を見せられたことで改めてバトルをやめるように遊月とアキラを探しにきたはずが、タマたちにバトルするようにせっつかれるるう子…。


 
 
ウリス「シたいんでしょぉ? シたいのよねぇ〜?(釘ボイス」
伊緒奈「私はアナタとシたいの…。るう子は…?(誘うような熱い吐息)」
るう子「シたい…(エロ」
タマ「るう子ぉ!(歓喜
伊緒奈「オープン!(愉悦」
ここの会話劇、ホラーとお笑いのスレスレの細い境界を、ポールダンスしながら超スピードで綱渡りしてるみたいな感じが最高にクールです…(伝われ)。



 
タマ「永遠にバトルする!」
この永遠バトルが、タマとるう子が入れ替わってもずっとバトルし続けるという意味なのであれば、
もしかすると第1話の声はやっぱり…?


 
伊緒奈「見つけた…やっと…!」
自分が満足出来るだけのバトルの腕で、しかもバトルの悦びを分かり合える相手の登場に色めき立つ伊緒奈。
そして当初の目的はどこかに吹っ飛んで、完全にバトルが楽しくなっちゃってるるう子…(笑)



伊緒奈「見つけた…♪」(※3回目)
仮に、伊緒奈の願いが「永遠に続くバトル」だったとして、勝ち続けてきた伊緒奈が願いを叶えられていなかったとすれば、それを叶えるための"条件"が足りなかったからでしょう。
そして伊緒奈の願いの"条件"は「るう子」の存在が鍵になっている様に思います。
もしそうだとするのなら、ここでの伊緒奈の昂ぶりもよく判ります…。探し続けていた最後のピースがついに手に入ったのですから。
(単にバトルが超気持ちよかっただけかもしれませんが…)
これであとは、るう子の気持ち次第…?






Episode08 あの契は虚事
※最新話なので、ほとんど感想みたいになってます※


  
伊緒奈に敗けたことで顔に大きな傷がついたと言って暴走するあきらっきー。
「お前らも伊緒奈も、あたしと同じ顔にしてやんよ!」って啖呵切る割に、まずはとりあえず弱そうなるう子(と遊月)から狙う辺りが何ともあきらっきーらしいですね…。
セレクターバトルに敗けたのならソレに関する記憶を失うはずなのに、記憶があるというのは何故なのでしょう。
イレギュラーな事(ピルルクたんをアキラがやぶこうとしたとか?)が起きたのか、それとも敗けて破滅した記憶があるほうが無様なので記憶が残ったままなのか…。


 
そして警察が来たと見るや、あきらっきーは忍者の様な身のこなしで窓から退散。
るう子に敗けた時も言いたいことだけ言って一目散に逃げ去ってましたが、あの逃げ足の早さは一体なんなのでしょうか…。
まぁともかく、あきらっきーはコンクリートジャングルでもたくましく生きていけそうなので安心です。




 
遊月「もう友達やめよう。私は夢限少女になる。そんな私と一緒にいたら、悲しい思い出がずっとるう子を苦しめることになる…」
るう子の目を伏せて去っていく遊月の仕草が、これから起こる何かを示している感じ…。



遊月「次に会う時は、"新しい私"! 香月の彼女になった私!」
このセリフ、本当に素晴らしくいいセンスしていると思います!




 
ばあちゃんの胸で泣いているるう子を間近に見て、あらたな感情が芽生えたらしいタマ。
タマ「哀しい顔をしてるるぅを見るのは好きくない…」
バトル一辺倒だったタマも、少し変わりつつあるのでしょうか…?
1話冒頭の
――だからお願い
――その想いがかなった時には
――どうかアナタは「笑ってほしい」
というセリフが頭をよぎります…。




 
遊月が作ったフレンチトースト。意外と器用。
そして、夜には「カレーうどん」を作ると約束する遊月――
あわよくば今日にでも夢限少女になって、今夜には香月と結ばれるというつもりもある癖に、ロマンチックさとか求めずに、香月が食べたいカレーうどんを迷わずチョイスするあたりが遊月らしいですよね…。




 
 
セレクターを求めて、モモカさんのお店とは違うカードショップへと赴く遊月。
雑多に置かれている分厚いカードファイルや、交流用のノート等、このカードショップの描写も凄くリアルです。モモカさんという謎の美人店員か居ないので余計に…(笑)


余談ですが、店にいる男性がタッパーらしき物にウィクロスカードを入れています。

これはあきらっきーの中の人、赤崎千夏さんがTwitterで上げた画像が話題になった影響だと思われます。






「それ、アナタが書いたんですか?」と声を掛けられた遊月の顔。
どこか超然としていて…伊緒奈に雰囲気が似ていますね…。
伊緒奈のやり方はモデルとして露出をして、それでセレクターを呼び寄せていたのだから遊月のやり方よりももっと過激なセレクター集めなのですよね。
そういう伊緒奈や遊月の視点から見てみると、「ああいう対戦相手の求め方って、ちょっと危険じゃないですか?」と言っているセレクターが、いかにも甘っちょろい、周回遅れなことを言っているようにも感じられます。





遊月「この対戦で、私…願いを叶えます…」
突然の勝利宣言に鼻白む対戦相手ですが、遊月からすれば、まだペナルティルールも判っていなさそうな甘っちょろい相手に今更敗けるわけ無いという自信なのでしょう…。


 
 
やはり覚悟の差からなのか、単純にバトル経験値がたまっているからなのか、対戦相手を圧倒する遊月。
ここで遊月がウェディングドレス姿を妄想する所の演出、本当に不気味とメルヘンと悪趣味の超融合具合に感心する(笑)




 
ちょうど同じ頃、「姉弟でできているんじゃないか?」という言葉を浴びせられ、なぜかその後にキスをせがまれてクラスメイトの女子に呆れ果てている香月。
しかしこのクソ女彼女の影響で、香月は遊月を異性として意識しはじめます――。



香月の感情の変化によってなのかは不明だが、"条件"が揃ったらしく、最後の宣誓を唱える花代さんと遊月。





――私は受け入れる
――選択者の理(ことわり)を
――そして…今ここに、新たなる夢限少女が誕生する


奇しくも結婚式のようであり、グロウで成長した花代さんの衣装はウェディングドレスのようにも見える…。


 
花代さんが最後に放った攻撃は
アダマスフィア―大いなる犠牲の輝き―カードテキスト




  
  
夢限少女になり、願いを叶えるはずなのに泣いている花代さん。
ここでの涙の意味はいずれ判ると想いますが……。




 
「女って最悪だな」「遊月とはぜんぜん違う…」
既にウィクロスからの影響が出ているのか、それとも単にこれまでの流れの結果なのか……この辺りが実に曖昧で巧妙です。


 
遊月に今までと違う感情を抱き始めている自分に気づく香月。





香月が帰宅すると、遊月が台所で立ちくらみを起こしています。
そして声が花代声になってる…!!
(まだ一応、単純に花代さんが遊月の身体にINしただけだとは確証は無いですが…)
ここのシーン、帰宅して台所で何気ない会話を始めるっていう「日常感」から入っている…という所がなんともゾクっとする上手いシナリオだと思います。


気になるのが、花代さんは入れ替わった後どんな気持ちで、どんな風に遊月の自宅に帰ったのかという点…。
ルリグ化した遊月のカードも、願いを叶えたドラゴンボールよろしくどこかに自動的に飛んで行くとかならまだ良いですが、花代さんがカードショップに売りに行っていたとかになると割りと酷いですよね…。
そして細かい事ですがもう一つ、買い物袋を見ると長ネギが入っていますが、花代さんは遊月が言っていたカレーうどんを作る気だったのかどうか少し気になります…。次回以降、香月が遊月の中身に気づくきっかけになったりするんでしょうか…?




 
「いい匂いだと思うのは、遺伝子が惹かれ合っているんだって」などと言って香月を誘惑する花代さん。
この「いい匂い」というのが、夢限少女パワーの恩恵なのか、それとも花代さんだからなのか…。


今後明らかになることだと思うのですが、夢限少女の叶う願いというのは、
セレクターの願いをウィクロスパワーで元ルリグが享受するというシステムなのか、
願いを叶えうるルリグがセレクターの元に手配されて入れ替わった後に元ルリグが自力で願いを成就するという、願いと人間の適材適所みたいなシステムなのか、
はたまた、願いというのはウィクロスパワーによって自動的に叶うのか、復活したルリグが叶えなければならない契約なのか
まだまだ気になる謎が残っています……。




 
 
「私は香月の味方だから…永遠に香月の…」
美人で、自分のこと判ってくれて、いい匂いがして、抱きしめてくれて、その上でこんなこと言われて落ちない男の子は居ないですよね…。
なんとなく花代さんが男の転がし方を知ってる感じなのが気になります…。
そして最後の眼差しの意味は――。




 
 
ずっと落ち込んでいる一衣を元気づけようと、ウィクロスを渡しちゃう一衣母。
完全に裏目ってますが、これまでもこの母と娘はこんな感じだったんじゃないでしょうか…。
そしてウィクロスに触れることで友人たちとの時間を連鎖的に思い出しそうになり、頭痛に襲われる一衣。
痛みにまかせて投げ捨てた新しいデッキのルリグには遊月が…。




ココに至って見ると、セレクターバトルは、バトルロイヤルというよりはババ抜きみたいな感じですね。
OP主題歌も
killy killy JOKER
ですし!(自然な広告表示)




オチも付いた所で、長かった記事もようやくオシマイです。
アニメを見返しながら行き当たりばったりで書いてみたものの、正直長くなり過ぎ、途中からはただの感想みたいになっちゃいました。申し訳ない。
もし全部読んでくださったならありがとうございます…お疲れ様でした…。





ウィクロスはまだ8話。これから様々な謎が明かされて行くにつれ、1〜8話の中の何気ない言葉がまた重大な意味を持つことになるでしょう。
ウィクロスを更に楽しむために、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。




〜〜関連商品〜〜

★BDBOX第1巻★

【Amazon.co.jp限定】「selector infected WIXOSS」BOX 1(オリジナルステッカー付)(WIXOSSスターターデッキ付)(初回限定版) [Blu-ray]


★BDBOX第2巻★
「selector infected WIXOSS」BOX 2 (初回限定版) [Blu-ray]


★BDBOX第3巻★
「selector infected WIXOSS」BOX 3 (初回限定版) [Blu-ray]


★公式TCG
WXD-01 ウィクロスTCG 構築済みデッキ ホワイトホープ
WXD-02 ウィクロスTCG 構築済みデッキ レッドアンビション
ウィクロス WXD-05 TCG 構築済みデッキ ブラック デザイア
WXD-03 ウィクロスTCG 構築済みデッキ ブルーアプリ
ウィクロス WXD-04 TCG 構築済みデッキ グリーン ワナ

2012年 アニメOP10選 +α

このブログでガルパン以外の記事に需要があるのかは不明ですが、
izakura的 2012年 アニメOP10選です。


アニメの顔とも言えるOP。
今回は私が重要視している項目に私なりに点数を付けて、順位をつけてみました。
俺の好きな歌を勝手にランク付けすんじゃねぇ! と感じる方もおられるかもしれませんが、個人の感想、お遊びですのでどうかご容赦ください。


歌として……歌単体としての好み
インパク……CMなどで使われた時のインパクト。記憶に残るかどうか。話題性
物語導入力……オープニングとしてアニメの世界へ視聴者を誘えているかどうか
アニメーション演出……オープニングアニメーションとしての評価
歌詞マッチング……歌の歌詞が世界観や物語にマッチしているかどうか


この5つの要素にそれぞれ10点満点で点数を付け、
「歌として」評価点だけ2倍にする、60点満点の計算式で順位を付けました。










第10位
DreamRise ガールズ&パンツァー

歌として 8 ×2
インパクト 6
物語導入力 8
アニメーション演出 9
歌詞マッチング 7
総合 46


早速きましたガルパンOP
このOPは爽快感のある、手堅くまとまった良いOPアニメだと思います。
この手のオープニングにしては情報量も多い。
しかしインパクトという点では少し弱いかも。
歌詞も、何となくは合っている様に思うが、今ひとつ決め手には欠ける。
アニメーションに関しては、タイトル周辺とサビの辺りがリズム感を感じさせる映像となっていて非常に気持ち良い。






第8位 (同率8位が2つ)
神様はじめました 神様はじめました

歌として 7 ×2
インパクト 8
物語導入力 8
アニメーション演出 9
歌詞マッチング 9
総合 48


ハナエさんの囁くような歌声が特徴的なオープニング。
それほど動かさずに、文字を後ろに表示していく演出がとても印象的。
「スカート翻して〜」の所がとてもカワイイ。
歌詞は所々良く意味の判らない言葉もあるものの、奈々生さまの気持ちを表したかのような印象的な歌詞も多いと思う。
最後の「かーみーさーまーはーじーめーまーしーたー」
という歌詞と、奈々生さまの絵の可愛さで強引に納得させられる感じですね(笑)






第8位
No pain, No game BTOOOM!

歌として 8 ×2
インパクト 8
物語導入力 9
アニメーション演出 9
歌詞マッチング 6
総合 48


正直、歌詞は上手く聞き取れないが、とにかく最初から最後まで疾走感があってカッコイイ
アニメーションも歌に合わせた口パクオッパイなどで画面を盛り上げており、特に最初の導入からタイトルまでの流れはかなりスタイリッシュ
このアニメは非常に登場人物が多いが、そこも上手く表現できていると思う。
どちらかと言うと歌の方にかなりアニメがあわせにいっている印象を受けるが、これもアニメオープニングの醍醐味か。






第7位
Chase the world アクセル・ワールド前半

歌として 8 ×2
インパクト 8
物語導入力 9
アニメーション演出 7
歌詞マッチング 9
総合 49


歌詞もアニメに合わせて作ってあると思うのですが、この歌の場合、時計の針の様な音や、コンピュータ世界ぽい音、ギュイーンと加速していくような音。曲全体が加速感を感じさせる造りとなっていて、アクセル・ワールドの世界に視聴者をぐいぐいと引っ張ってくる
後期の「ヒェア!ヒェア!アークセールワァル!」も好きだったが、アクセル・ワールドの世界観は前期の方が良く表現できている様に思う。






第5位 (※同率5位が2つ)
Spirit Inspiration 絶園のテンペスト

歌として 9 ×2
インパクト 9
物語導入力 10
アニメーション演出 8
歌詞マッチング 5
総合 50


これぞバンドといった感じの英語オンリーの曲。
ベースとドラムとギターにそれぞれ判りやすい見せ場があり、そこが凄く好み。
イントロからタイトルへの流れも、絶園のテンペストというアニメのイメージをうまく作り出している
ただ、絶園のテンペストの為に作られた歌というワケではないので歌詞マッチングが今ひとつ……。
しかも英語歌詞なのでそこも少しマイナス要素に。ただ曲の雰囲気はよく合っていると思います。
結局、歌詞マッチングで点数が伸びきらず第5位となりました。






第5位
Borderland ヨルムンガンド1stシーズン

歌として 8 ×2
インパクト 9
物語導入力 9
アニメーション演出 9
歌詞マッチング 7
総合 50


川田まみの英語混じりの歌がアニメのイメージととても良くリンクしている。
映像としてはイントロ部分のアニメーションが秀逸。あそこでグッと引き込まれる。
ヨナが機関銃を撃っている所、レームがライフル撃ってる所も印象的。
総合的にレベルが高く、ポイントポイントをきっちり抑えてある良OPアニメ。






第4位
いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪ ゆるゆり♪♪

歌として 8 ×2
インパクト 9
物語導入力 9
アニメーション演出 10
歌詞マッチング 9
総合 53


ゆ・ゆ・ゆ・ゆるゆりイェイ!
ごらく部4人が元気に可愛く歌う、すごくノリの良いOP。イェイ!
1期が名曲だった場合、2期の歌が存在感を出すのは難しいものだが、この歌は見事に1期と違うアプローチをして記憶に残った
「アッカリ〜ん」の小芝居からのつなぎもテンポ良く感じられ、高揚感がある。
映像はとにかくカワイく無駄に良く動く。主に京子が(笑)
ネタ要素も沢山盛りこんであり、気持よく見られるOP。






第3位
to the beginning Fate/Zero 2ndシーズン

歌として 9 ×2
インパクト 8
物語導入力 10
アニメーション演出 9
歌詞マッチング 10
総合 55


Kalafinaの美しい歌声と、世界観にマッチングした歌詞。美しくもどこか悲壮感のあるこの歌はまさにフェイトゼロに捧げられた楽曲
アニメーションとしても、多数のキャラクターを少し引いたカメラワークで非常に印象的に描かれている。
そのあたりの、fate/zeroの空気感や世界観を作ろうという画面作りが感じられるのもオープニングの役割として好印象。
個人的にはイントロからの剣の丘〜振り向くセイバーと、セイバーバイクのシーンが記憶に残った。








第2位
お後がよろしくって…よ! じょしらく

歌として 9 ×2
インパクト 9
物語導入力 10
アニメーション演出 10
歌詞マッチング 10
総合 57


ちん・とん・ちんとんしゃん♪
アニメのメインテーマ(?)である落語っぽさと、キャラクターソングとをハイレベルに両立させている。
「よいよい!」「わぉ!」 などの合いの手がとても気持良い。歌詞もとても聞き取りやすく、するりと入ってくるのも良い。
アニメーションとしても、下から出てきて合いの手するマリーさん達がとてもかわいい。
踊ったりエグザイルしたりと、その他にも情報量が多くて何度でも見ていられる







第1位 
ジョジョ 〜その血の運命〜 ジョジョの奇妙な冒険

歌として 9 ×2
インパクト 10
物語導入力 10
アニメーション演出 10
歌詞マッチング 10
総合 58


これぞまさにアニソン。誰が聞いてもジョジョの歌!
特にイントロ部分のパワーが凄い。畳み掛けるようなイントロから「ジョジョ……ッ!」の連呼で一気に引きつけられる。
歌詞も話の内容に完全に沿った造りで、凄いインパクトでありながら聞けば聞くほど味が出るスルメ曲でもあるという、まさに名曲
アニメーションは素晴らしい演出もさることながら、映像の情報量もとても多く、最初から最後まで全てが見所。
文句なしに2012年最高のOPアニメです。









ということで、ジョジョのOPがizakuraの中では2012年最高のOPという結果となりました。
EDも気が向いたらやってみようかと思います。
歌への補正をかけないとな〜と思って、適当にやったせいで同率順位が凄く増えてしまい若干グダグダ感がありますが、点数付けをすることで本人としても意外な歌が上位に食い込んで来たりしたので面白かったです。
まぁ順位はおまけということでひとつ……。


以下は、ピックアップしたものの惜しくもランクイン成らなかった番外編です。











Non stop road 夏色キセキ

歌として 8 ×2
インパクト 7
物語導入力 8
アニメーション演出 7
歌詞マッチング 6
総合 44


スフィアが爽やかに歌い上げる良曲。途中間奏っぽいものが挟まって転調するのが特徴的で好き。
ただアニメに出てきた4人の歌というよりは、スフィアの歌になってしまっているのが残念
アニメーションは、たびたび出てくる青空が印象的。序盤よりは終盤に畳み掛けてくる感じで、4人の普段を紹介するという役割にもなっている。




DARK SHAME コードブレイカー

歌として 9 ×2
インパクト 7
物語導入力 7
アニメーション演出 6
歌詞マッチング 6
総合 44


アニメーションはあまり奇抜な事をせず、すごく基本に忠実という感じ。
少し没個性にも感じる。
歌はイントロとサビのメロディが凄く特徴的。
さすがにGRANRODEOだけあって良い歌だと思う。
しかしアニメとの歌詞マッチングはそれほど感じられなかった。




太陽曰く燃えよカオス 這いよれ! ニャル子さん

歌として 7 ×2
インパクト 10
物語導入力 7
アニメーション演出 6
歌詞マッチング 7
総合 44


(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!で一世を風靡したオープニング曲。インパクトは凄かったのだが、しかし流行りものの宿命かアニメと共に瞬間風速的に終息してしまった感もある。
確かにアスミスがうーにゃー言っているのはカワイイしキャッチーではあるけど、アニメーションとしてはもうひとつコレというものが無かった。2期が決まっているとの事なので、この歌を超えられるかどうか注目されることだろう。




Choose me?ダーリン この中に1人、妹がいる!

歌として 7 ×2
インパクト 7
物語導入力 7
アニメーション演出 7
歌詞マッチング 10
総合 45


どこかサンバっぽい、とてもノリの良い曲。聞いていて楽しい。
声優アイドルユニットの曲だが、それなりにキャラクターが歌ってる様に聞こえる所がミソ。
歌詞が話の内容にかなり忠実に作られているのがその要因かなと思う。
なんだかんだでこういう合唱系は強い。



Sparkling Daydream 中二病でも恋がしたい!

歌として 7 ×2
インパクト 8
物語導入力 6
アニメーション演出 10
歌詞マッチング 7
総合 45


絵や動画演出による引力は、さすがの京アニといった所。ヒロイン達の動きは本当に可愛く躍動的で素晴らしい
しかし京アニ作品にありがちな、ちょいやりすぎ感も感じてしまう。
演出や動画自体はかなり優れているが、正直、中二恋の世界観演出としては少し物足りない
歌詞も、それなりに話の内容と合っている筈なんだけど、いまいちピンと来ず。
あとサビが初見では何を言っているか判りづらいのはマイナスポイントとなってしまった。




BRAVE BLADE! カンピオーネ!

歌として 7 ×2
インパクト 6
物語導入力 7
アニメーション演出 7
歌詞マッチング 7
総合 41


特筆するようなアニメーションはないのだが、堅実な造り。
終盤のヒロイン全員がメスの顔をして主人公を送り出すシーンと、主人公がしなだれかかられてドヤ顔してる最後のカットで毎回吹いてしまう。
歌はカンピオーネ用のはずなのだが、いまいちその辺が伝わってこない。
でも歌自体は割りと好き。




Go to the top トータル・イクリプス

歌として 7 ×2
インパクト 8
物語導入力 7
アニメーション演出 5
歌詞マッチング 8
総合 42


謎の倖田來未採用という事で、悪い意味で話題になってしまったオープニング曲。
しかしそういうフィルタを外せばソコまで悪い歌ではないと思う(まぁ一時期鬼のように売れていた歌手なのだから当たり前だが)
この歌は、実は結構歌詞もアニメの世界観をなぞっていて、オープニング曲としてもそれなりの出来だと思う。
というか、歌うんぬんよりもアニメーションが手抜き感ありありで辛い
予算が無いのだろうけど、オープニングからして視聴者の期待感が薄れてしまう様では……。




以上です。
皆さんのお気に入りのオープニングは有りましたでしょうか?

ガールズ&パンツァー 第8話 感想と小ネタ調査など

少し更新遅れてしまいました…。お久しぶりです。ガルパン8話感想。


冒頭、ダージリンさんの聖グロリアが黒森峰に負けたという衝撃のお茶会シーンからスタート。
ダージリンさん曰く、『時の運』での敗退らしいですが、水島監督の印象によれば・・・






ダージリンさん……挟まれたきゅうりとか何とか言ってるから……


※ちなみに石原舞さんはオレンジペコダージリンさんの相方)
の声優さんです






お茶会のワンシーン


一応、ジャムを舐めながら紅茶をいただくのが正式なロシアンティーらしいですが(とはいえ別にダージリンさんがしようとしていた様に紅茶の方にジャムを入れても無作法とかではない)
ロシアンティーうんぬんよりも、カチューシャちゃんがこの飲み方が好きなだけという感じも少ししますね。

(そして結局ストレートで飲むダージリンさん)



ピロージナエ・カルトーシカ……左側。ココア生地をジャガイモっぽい形にしたロシアのケーキ菓子。ピロシキのケーキ版って感じでしょうか。ロシアの人はこの形好きですよね。
ペチーネ……右側。クッキー
どちらもロシアの伝統的な家庭料理とのことです。






  
前回見つけた長砲身を取り付けるなどでIV号改修。
じつは他にも追加装甲などかなり変更……というかほぼ全面的に改修しているみたいですね。
これだけの大改修を「ついでに」とか言っちゃう自動車部あっぱれ
細かい変更点に関しては  『ガールズ&パンツァー新IV号から考察した変更点一覧』  とググって頂ければ画像が見つかるかと思われます。
ちなみに秋山殿が言っている「F2(えふに)」というのは、IV号のF2型(G型初期)のことです。
対戦車性能がかなり向上していて、「マークIVスペシャル」とも言われていたとか。





前回歴女チーム+秋山が見つけたルノーB1bis戦車には風紀委員3名が搭乗。
(左から、ごも代 ソド子 パゾ美
チーム名は戦車の形が「カモっぽいから」ということで、カモさんチームに。

たしかに鴨に似てるかも?






会長の招きであんこう鍋を囲むシーン

ちなみに唐揚げはあんこうの唐揚げだそうです。



どてら姿の会長。かわいい。
なにやら今回の会場は北緯50度を超えた場所で、試合会場はルーレットで決めたとか。
ちなみに「北緯50度」はこの辺。

ここから更に北上しているというような話だったし、そりゃ寒い……。



あんこう鍋を囲む3人(と西住殿)






話があると呼び出した割りに本題を切り出さず、なにやら話が噛み合わない感じ。
思えばこれまで、会長は「要件(ムチャぶり)しか言わない人」だったので、今回も「いきなり無茶なことを言い渡されるだろう」と身構えていた西住殿は、急に思い出話などをされて困惑していたんですね。
これは憎まれ役とか責任者としての役割に徹していた会長が、初めて人間らしさ、あるいは女子高生らしさを見せた所でした。会長の中にずっとあった筈の「迷い」が、プラウダ戦を前に思わず表面化した(しそうになった)所でもあります。


 
 
思い出の写真たち。
桃ちゃんスマイルと副会長のおっぱいビキニが眩しいですね。しかし海では何が起きてるんでしょうかコレ……(笑)


結局、廃校に関しては言いだせなかった訳ですが、会長の「歳相応の迷い」みたいなモノが少しだけ表面化した事が、後々ピンチを呼び込んでしまうというのは会長の立場を考えると少し辛いですね。それを飲み込める胆力があるからこそ、会長なのでしょうけど。
この鍋会合は、会長のキャラクターが一気に深まったエピソードだったと思います。






西住家にて


西住殿を「生き恥」「勘当する」とまで言う母上に、姉は辛そうです。
戦車道の公式戦で西住という名前で、「三十六計逃げるに如かず」な戦法を使う所を見るのは、母上としては色々と思う所があるのかもしれませんね。
「撃てば必中・守りは硬く・進む姿に乱れ無し」という鉄の掟を標榜とする家元ですと周りからのメンツとかもありそうですし。
元々は西住殿は「戦車道を離れる」という事で転校したので西住の名前のままでしたが、もし戦車道のある学校に転校することになっていたらその前に苗字を変える事になっていたりしたのでしょうか……。



ここの記事によればアンツィオには奇策で勝ったとの事。
アンツィオ戦も見てみたかったですね。OVAラノベなどで描写があると良いのですが……。






準決勝の準備シーン

毛糸パンツを出して満足気な沙織氏。
会場に着いてからは、沙織氏はずっとこの毛糸パンツを穿いていると考えながら鑑賞しましょう。
新しい発見があるかもしれません。でもこのパンツの柄からして西住殿の持ち物なのかな……?
(西住殿のぬいぐるみに酷似)


 
 
ベスト4進出ということで、観客を気にしての化粧とか仮装とかバレー部宣伝とか、みんなちょっと浮かれ気味。






西住殿、私室でプラウダ戦の研究

自室でもこういった事をしている辺り、隊長としての自覚とか責任を感じている様ですね。


ここで言われている「76」「85」は両方共、ソ連の傑作中戦車T-34の事です。

76・85という数字は主砲の口径の違い(他にもこまごまと違いますが)を指します。
プラウダ戦車についてはまた後ほど。





プラウダは引いてからの反撃が得意だから、挑発にのらず慎重に……」






試合会場で待機中

寒っ! と身体を震わせる沙織氏。






・・・。









(視聴者の脳裏をかすめる毛糸パンツ








 
雪合戦をする一年生チームと、雪像を作る歴女チーム。
澤ちゃんが宇津木ちゃんにおもいっきり雪玉ぶつけられてます(笑)






カチューシャとノンナ登場

カチューシャに乗って、カチューシャが敵情視察にやってきます。


ここは本当、完全にオヤジギャグ(笑)



地吹雪のカチューシャとブリザードのノンナ
登場シーンのBGMはくるみ割り人形第3番「こんぺい糖の踊り(金平糖の精の踊り)」

何かすごく聞き覚えあるし、しっくり来るなと思ったらこの音楽はホームアローンの導入部で使われてるんですね。
そういう意味でも、イメージがカチューシャや背景にぴったり。良チョイスです。
丁度この放送のちょっと前くらいに金曜ロードショーで放送していたので、すごくタイムリーでした。


(※水島監督がTwitterでお話している相手は秋山殿の中の人です)



会長(142cm)よりもかなり背が低いカチューシャ。何歳何センチなんでしょうか……。



ノンナの肩車の上でふんぞり返るカチューシャ。
「アンタ達は何もかもカチューシャより下なのよ!」
「しゅくせーしてやる!」(ここの舌っ足らずな言い方は声優の金元寿子さんお見事)



あの会長を唖然とさせるというのは中々すごい気がする……。



去り際に西住殿を挑発して帰ります。
天然なのか、あえてやっているのか本当の所は判りませんが(多分8割くらいは天然)、相手の精神的支柱を挑発するというのは抜け目ないですね。
ちなみに、前回のフラッグ車であった西住殿の車輌を撃破したのがカチューシャだったとの事。






聖グロリア、謎の陣地設営

各所でさんざっぱらネタにされているダージリンさんとオレンジペコさんの観戦席。ほんとこんな寒そうなところで何をしてるんでしょうこの人達は(笑)






大洗女子の試合前ミーティング
 
 
慎重戦法で行くはずが会議の流れで速攻戦法にしてしまうという、どうにも不穏な空気です。
澤ちゃんの「負ける気がしません!」とか、
おお…もう……





「みんなの勢いを大事にしたい!」という西住殿。うーん士気は高いけど、なにやら危険な兆候。相手は強豪なのに……。






プラウダの戦車が登場
T-34(78と85) JS-2 KV-2が勇ましく走行。
T-34
 
カチューシャの乗るこれはT-34の「85」



フラッグ車は「76」。 「85」よりも砲塔が一回り小さい。
このT-34は、投入された際に、T-34ショックと呼ばれる程の性能をドイツ軍に見せつけた戦車で、強力な大砲や被弾力学を計算した傾斜装甲など、当時としては先進性の塊。生産性にも大変優れており、最盛期には月産1200輌以上を数え、最終的には5万7000輌以上も生産T-34は「76」が基本型で、「85」は後期のドイツ重戦車に対抗して戦車砲を強力にしたものです。乗員5人。
この強力な戦車に対抗するために、ドイツ戦車のティーガーパンターは生み出されました。

ちなみにプラウダの戦車は15輌ありますが、そのうちの13輌はT-34(内76が7輌・85が6輌)


JS-2(IS-2)はスターリン重戦車とも呼ばれるソ連の強力な戦車。

IS-2はT-34に比べて砲身がかなり長い。
ティーガーパンターに対抗して作られた重戦車であり、スターリンの名前を冠するだけあって装甲も砲も非常に強力なのですが、兵士の居住性の低さ(ソ連戦車はJS-2に限らずとにかく車内が狭い)などからドイツ戦車が3発撃つ間に1発しか撃てないと言われたり、搭載弾薬が28発しかなかったり、色々と問題はあった模様。



KV-2はギガントとも言われる砲塔が特徴的な戦車。

強力な榴弾砲(爆発する弾)を撃つ事ができる。
投入時の戦線では火力や分厚い装甲がきちんと機能して、ドイツ軍に「ギガント(巨人)」と恐れられた戦車なのですが、
とにかく火力のある戦車をすぐ作ってくれという事で、開発要請から3ヶ月で前線に投入という突貫工事で作った無茶な戦車なので、少しでも車体が傾くと砲塔が回せないとか、一発撃つと再装填に1分以上かかっちゃうとか、まぁそういう戦車です。でもちゃんと投入直後は活躍しました。
ちなみに阪口ちゃんが好きな戦車。




ソ連戦車というのは、居住性を犠牲にして装甲厚などを向上させるという主義みたいですね。その影響で当時のソ連陸軍は身長の低い人をかき集めていたとかいう話もあります。カチューシャちゃんはきっとソ連戦車でも広々つかえる



「あいつらにやられた戦車は全員シベリア送り25ルーブルよ!」



「あえてフラッグ車だけ残して、あとはみんな殲滅してやる! 力の違いを見せつけてやるんだから!」
と、かなり不穏なことを言っているカチューシャ。


そういえば以前の試合でも……

映像では白旗装置も壊れかけている感じで、かなりボコボコにしてましたね。




そしてロシア民謡カチューシャの大合唱
 
 
歌詞としては「カチューシャという少女が、国を守りに戦場へ行った恋人に愛とともに歌を捧げている」みたいな感じですかね。




ノンナの声優さん、上坂すみれさんは、ソビエト・ロシアに詳しい方みたいで、歌唱指導やロシア語演技指導などをしていたらしいです。あとかなりのミリオタでもある彼女は、収録はテンションがかなり上がったそうで(笑)
その時の事を熱く語っている様子がこちら。






プラウダの偵察班

雪の上に腹ばいになって……見てるだけでも寒くて冷たい……。この偵察班二名は練度が高そうです。
ここも徹底してパンチラがありませんが、



この子たちも毛糸パンツ穿いてるんでしょうか。







偵察からの報告を、ボルシチ食いながら聞くカチューシャ。


よく食べてよく眠る割にはあんまり育って無いですね……。






大洗女子進軍中

「リスだよ〜!」ってこんなに暗いのに山郷ちゃんめっちゃ目いいな。



スターリングラードを思い出す……


スターリングラード攻防戦とは、
独ソ戦最大の消耗戦で、スターリングラードという都市を舞台にした地獄の様な戦いの事です。
6月に始まった戦いは2月まで続き、零下30度の極寒の地で、相手の顔が見えるほどに肉薄した凄惨な泥仕合を繰り広げました。
独ソを主軸とした軍隊、スターリングラード市民合わせて死者100万人を超えると言われています。
最終的には戦略上のミスなどで戦線の伸びきっていたドイツ軍が降伏。10万人近くの捕虜はシベリア送りになり、殆どが帰国できず死亡。帰ってこられたのは6000人程度。
ドイツ側から見ると、得意としていた電撃戦や航空支援を満足に行うことが出来ない場所で消耗戦に引っ張りこまれてしまったという戦いです。



「縁起でもないぜよ」
確かに……。







敵戦車を見つけて警戒態勢に移行。
攻撃力のあるM3・IV号・III突が前に出て、フラッグ車の八九式を、大きくてそれなりに装甲のあるルノーB1bisが守るという布陣。




 
良い感じで2輌を撃破。




 
 
T-34をあっさり撃破という思わぬ戦果に色めき立つ大洗女子メンバーたち。



しかし西住殿は警戒心を強めます。
この辺りから隊長とメンバー間で認識の齟齬が生まれ始めます。





澤ちゃんがフラッグ車を発見。やったね!
でも、澤ちゃんが見つけられる様な判りやすい場所にわざわざフラッグ車が居るというのは何やら怪しいぞ……



とか言ってたら「千載一遇のチャンス!」「突撃!」
……って桃ちゃん隊長じゃないでしょ!


 
左衛門佐さんが本日2輌目の撃破


対して大洗女子はいまだ被害なし

意外な健闘に会場も沸き立ちます。



しかしそんな中、西住殿と同じように眉をひそめるダージリンさん
流石に強豪校だけあって、モニター越しにもプラウダの動きの悪さに怪しさを感じたようです
この辺りはプラウダやカチューシャと付き合いがあるというのも関係しているのでしょうか。





でもダージリンさん、アップで凄くキリッとカッコイイ顔してるけど、引いてみるとこんなです







ダージリンさんや西住殿の懸念をよそに、3輌撃破した勢いのまま皆突っ込んでしまいます。

桃ちゃん「逃がすかー! 追え追えー!」 ←(アカン)
エルヴィン「ブリッツクリーク(電撃戦)!」
阪口ちゃん「ぶっ殺せぇー!!」

どうにも怪しいと思っていた西住殿でしたが、勢いづいてしまった味方を止めきれません。
ここはプラウダ一見慌てたような逃げかたも上手かったですね。






盆地へと突入

プラウダのフラッグ車が逃げ込んだ盆地――
そこは雪の積もる市街地で、まさにこれはスターリングラード……





フラフラと建物の影から出たり入ったりするプラウダのフラッグ車。


 
大洗女子は皆その動きにすっかり気を取られて周囲への警戒を怠ってしまいます


プラウダフラッグ車の操縦テクニックもあるのですが、
サンダース戦でのフラッグ車を一本釣りで逆転勝利した経験とアンツィオに奇策で大勝したという勝利の味悪い方向に作用してしまった感じもしますね。






牙を剥くプラウダ
フラッグ車に気を取られていた所を包囲される大洗女子チーム。
 
 
JS-2がせり上がって出てくる様は圧巻。


 
 
プラウダの大反撃にM3の主砲が吹き飛ばされてしまいます。





建物に逃げ込みますが、途中でIII突が足をやられて立ち往生。



そこをIV号が庇いつつ反撃。自動車部の改装のお陰で76の一撃を何とか耐えます。



しかし二発目の被弾で砲塔が故障



足の壊れたIII突をIV号が押し込む。こういうのいいですよね。




 
逃げ込んだ建物ごと砲撃され、絶体絶命。KVー2の榴弾砲とか撃ち込まれたら、下手すると建物ごと吹き飛ばされる……。






降伏勧告

このままやられてしまうかという所で、カチューシャから意外な申し出。
「全員土下座したら負けを認めてやる。猶予は3時間」



この言葉に激昂する桃ちゃん。「Nuts!(ナッツ)」


「自分より身長低くしたいんだな!」という言葉はなかなかに鋭かったですね(笑)



いまだ士気の高い大洗女子ですが――



この状況でムリをしたら誰かが怪我をしてしまうかも……と消極的な西住殿。



西住殿の指示に従うというアンコウさんチームの面々。
暴走気味になってしまったチームを止められなかった西住殿を間近で見ていたからか、少し頭に血が上っている他チームを制する様に言った様にも見えました。



麻子達の言葉に頭が冷えたのか、意気消沈気味の一年生ズ



一年生の中でもとても悔しそうな表情をしている澤ちゃん。
降伏勧告に対して徹底抗戦を主張していたり、実はかなり負けず嫌いっぽいですね。あるいは西住殿を馬鹿にされたのが余程頭にきていたのか。






降伏やむなしという空気になりかけますが、桃ちゃんが断固として反対。徹底抗戦を主張。

「絶対に勝たないとダメなんだ!」


ヤケにかたくなな態度の桃ちゃんに対して西住殿は、

「新しく見つけた楽しい戦車道と素敵な友人たち、皆と楽しくこの大会を終えたい」
と心情を吐露します。

(※画面には映ってませんが秋山殿が嬉しくて自分の頭もふもふしてる気がします)





この言葉に、ついに桃ちゃんが隠していた「廃校」の事実を告げてしまいます。



桃ちゃんの表情を見るに、「みんなと出会えたこの学校も戦車道も大好きになりましたっ」という西住殿の言葉は、なんだかんだで人一倍母校に愛着のありそうな桃ちゃんには、どうにも堪らない言葉だったんじゃないかなと思います。





そして会長から真実が告げられ、8話終了。







新しく手に入れた「勝つよりも楽しむ戦車道」
友情や学校への想い
サンダース戦での経験、アンツィオ戦の大勝からの良いムード
これらのこれまで手に入れてきた事が全て裏目に出てしまった第8話でした。
色々なことが裏目に出てしまった理由は、やはり会長が会長として徹しきれなかったからというのが大きいのでしょう。
でも会長が背負い続けていたとしてもどうなっていたかは判らないですし、まぁそれ以前に会長が一人で背負い続けなければならないっていうのも哀しいですよね。


ということで、今回はかなりタメた感じで終了しました。
追い詰められ傷ついた戦車、ついに本音を出した生徒会……この先もどうなるか楽しみです。








      

ガールズ&パンツァー 第7話 感想と小ネタ調査など

おはようございます。
7話も気になった事が多く、調べたりするなら書いてしまうかなと想いましたので、
感想など交えつつザーっと書いてみます。


前回の6話は麻子のオバアが倒れたという連絡が入り、麻子と沙織が黒森峰が貸してくれたヘリで向かう
――という所で終了しました。


ちなみに乗っていたヘリは

Fa223
という1940年頃に作られたドイツのヘリで、世界初の量産ヘリコプターなんだそうです(11機生産)



麻子のお婆の元へお見舞いに来た3人だったが、部屋の外にまで響くお婆のものらしき怒声にたじろぐ。
完全にビビってしまい、部屋の前で「帰ります?」とか言っちゃう秋山殿。
戦車道に関わっている時はハイテンション(パンツァーズハイ?)なので忘れがちですが、
秋山殿は基本的には友達作るのにも苦労する子なんですよね。



憧れの人を前に声をかけられず、巨人の星の姉ちゃんみたいになってる……(第二話より)




結局は度胸の座っている華さんが先陣を切り、部屋に突入。
中に入ると、愛河里花子さんの声がとてつもなく印象的な、元気なおばあちゃんが……。



友達が来ても身内モードを全く崩さないお婆に、なんともいえない恥ずかしさを感じている麻子がとても可愛い。
サウンドドラマ第5話第6話では、お婆ちゃん想いな麻子の一面が垣間見られます。



そして戦車の話が出た途端、高速で力強く食いつく秋山殿(笑)




お見舞いからの帰り道。

お婆が心配で寝られなかった麻子はずっと眠りこけてしまいます。
それはともかく、沙織の・すごい・おっぱい。



帰りずっと華さんが背負って運んでいましたが、
後で沙織が背負った時はヨタヨタと辛そうだったのに、華さんはしっかりとした足取りで歩いていましたね。
流石にあんだけ大食いなだけはあります



あと、さり気なくお店に貼ってある戦車道全国大会ポスター。芸が細かい。





帰途の途中の秋山殿の寝言「レオパルド2の滑空砲ですよぉ〜」
レオパルド2は、世界最強と言われる事もある、ドイツの第三世代戦車。
現代戦車のモデルとなった先駆者的な存在とも言われている傑作戦車で、先進性もさることながら、拡張性や改良性が高いという特徴を持ち、派生・改良型がとても多い。
基本性能の高さと、改良によって様々な環境や用途に応える事ができるという拡張性から採用国は欧州を中心に16にものぼります。
ちなみに秋山殿の寝言に出ていた滑空砲はかなりの威力があるそうですよ。
決して蜘蛛男のロボットとか、2コマでやられる超人のことじゃありません。




西住殿の過去回想シーン。ドイツ軍風の制服も結構可愛いですね。

戦車道の家元だけあって(?)豪華なお屋敷。
お母様がすごいシリアスな話してるんですが、後ろのフスマの絵が戦車でどうにもシュール(笑)




学食シーン。

食堂が結構広くて結構な賑わいです。
ピアノも置いてあるので多目的ホールなのでしょうか。
果たして、この中に仙道忍道を履修している生徒はどれくらい居るのかな……?




アンコウさんチームは、皆で戦車の上に集まってご飯。

華の戦車飯ですね。
秋山殿の母上特製のキャラ弁?も披露されて和気あいあいの雰囲気なのですが――





フェチ要素……というか、作画スタッフのこだわりが満載でしたねこのシーン。
ごちそうさまです。




生徒会新聞の号外

なにやら、大本営発表的な見出し。
内容は、大洗チームの状況や西住殿の戦果についての軽い解説と生徒会三役へのインタビュー。
会長「バンバン進んでガンガン撃ってどんどん勝っていこう」と、何処かの自衛官と同じ様なザックリしたコメント(笑)
副会長「勝てて良かったけど、桃ちゃんはもうちょっと練習した方が……」と、ちょっと黒いですが冷静で的確なコメントです。
ももちゃ…広報の人「西住の戦術は自分の戦略の賜物だ」とか、ワケの判らん事を言っています……。
しかも新聞部にコメントが長いので以下省略とかされてます。
ももちゃん、新聞部にもそういう扱いされて……(笑)



ももちゃん、終わった直後はこんな顔してたのに……(笑)




そしてついに明かされる西住殿の過去。

後ろの旗は、フラッグ車の証。
9連覇している超名門学校で1年生なのにフラッグ車担当って、
やっぱり相当な腕なのでしょうね西住殿は。
でも1話で言っていた「前の学校では頼りないって言われてた」というのは何だったのでしょうか。
「(戦車に乗っている時と違って普段は)頼りない」とか
「(お姉さんと比べて)頼りない」って事なのでしょうか……。


OPなどの映像から、西住殿が溺れたのかと思ってたら、別な戦車が落っこちてたんですね。
  
助けに向かう西住殿。パンツがみえないすごくかっこいい。



車長が居なくなって混乱してしまったのか、西住殿のフラッグ車はソ連のチームに撃たれてしまい、
チームは10連覇を逃してしまいます。
しかしここで気になるのが、左の戦車
西住殿のフラッグ車を守ろうと、無理矢理間に割り込もうとして居るんですよね。
果たして西住姉は溺れた戦車に乗っていたのか、庇おうと割り込んできた戦車に乗っていたのか……。




これを発端にした母親との確執から、戦車道を離れてしまった西住殿でしたが、
仲間たちとの友情から、戦車道に楽しさを感じられる様になりました。
  
「勝利よりも溺れた戦車を迷わず助けに行った判断は間違ってなかったと思います」と言ったら「ありがとう」って言ってもらえて、
びっくりしたり興奮したりするわんこの図。



「私達の通った道こそが戦車道!」とか言い出す沙織氏。男前すぎます。




生徒会の執務室らしき場所。

微妙に雑然とした部屋の上の方に「三十六計逃げるに如かず」がデカデカと貼り付けられてます。
あと会長はやっぱり座って芋かじってるだけ(笑)




次の対戦相手はアンツィオ高校なんせ二回戦なのですからサンダースよりも強い敵が出てくる筈
戦力に不安のある大洗は警戒します。

「調子に乗らせると厄介な、手ごわい相手です!」




アンツィオとの対決に向けて決起が行われるのですが、皆さんはこのシーン、お気づきになったでしょうか?

ま、丸山ちゃんがヤル気を全身で表現している……!!
これは正面から見たかった……!!




戦車道の砲撃練習中
  
バレーチームはど真ん中に命中。
あけびちゃん偉い!
一方、華さんはえらい外れて歴女チームの的近くに当たってますね。あのサンダース戦の精密射撃はどうしたんでしょうか……。




練習後、西住殿の元に相談に来る仲間たち。

「照準合わせるのもっと早くしたい」というあけびちゃん。向上心のあるいい子だなぁ。
忍ちゃんはカーブが上手く曲がれないらしい。そういえば2話で木にブロックされてましたね(笑)
エルヴィンさんが訊ねている「躍進射撃」とは、旧日本軍が考案した射撃方法で、走りながら照準や標的を合わせて、止まると同時に発射するという射撃方法みたいです。(走りながら撃つとなかなか当たらないけど、止まって撃つのは逆に狙い撃ちされるので危険)



「私は彼氏に逃げられましたぁ 〜」
って宇津木ちゃん、妙な色気があると思っていたら……!!


その後、アンコウさんチームが得意分野に分かれてお話。
秋山殿は歴女チームにメカニカルな事を、沙織氏は一年生相手に恋愛道について。

「恋愛は戦車と同じで前進あるのみ!」(※彼氏いない歴=年齢)



山郷ちゃん「すっごーい恋愛の達人!」
宇津木ちゃん「いままで何人くらい付き合ったんですか〜?」
むしろこういう言葉がサラリと出てくる宇津木ちゃんは今まで何人くらい付き合ったんですか……?
あと珍しく丸山ちゃんが同じ方向見てますね。やっぱり女の子だし恋バナは気になるんでしょうか。



大野ちゃん「あっ……(察し)先輩大丈夫ですよ!(汗)」
宇津木ちゃん「戦車が恋人でいいじゃないですか〜(汗)」
もはや経験者の余裕すら感じるこの宇津木ちゃんのフォロー。恐ろしい子……。




生徒会会長室(?)

後ろに飾ってある絵で一番でかいのが芋の絵。会長どんだけ芋好きなの(笑)
書類整理を手伝うと申し出た華さんに、
「ホント!? 助かるぅ〜!」と喜んでいた副会長。
……普段、会長と桃ちゃんがどれだけ役に立ってないのか、というのがにじみ出てましたね。



戦車探索パート

バレー部と西住殿・麻子が見つけたのは、恐らくIV号の砲身。これで大幅な火力アップが見込めそう。
水島監督のツイートによると、干してあるのは多分自動車部の洗濯物だとか。


次回あたりにいよいよ登場しそうです。



歴女チームと秋山殿が発見したのはルノーB1bis
二次大戦時のフランスの重戦車で、当時としては分厚い装甲と大小2門の大砲をもっています。性能・評価はまずまずみたいですが、大戦初期の戦車なのでどこまで通用するでしょうか。
会長にも「八九式よりはいっかぁ〜」と言われてるので、まぁそういう事なのでしょうね。
4人乗りですが、新しいチームを作ると言っているので、バレー部が乗り換え――なんてことは無さそうですね。


ちなみに戦車を見つけた時に言っているモントゴメリグデーリアンは両者とも第二次大戦の将軍です。


バーナード・モントゴメリ
イギリスの軍人で、「石橋を叩いても渡らない」とも言われるとても慎重な将軍。
アフリカで、ドイツとイタリアを奇跡的な用兵術で連戦連勝させていた砂漠の狐ロンメル将軍をようやく倒したという狐狩りの将軍
――なのですが、
その後はパっとせず、評判もどんどん落ちてしまい、「慎重じゃなく臆病で発想力がないだけ」とかロンメルを倒したのも、誰でもできる物量作戦をしただけだった」みたいな無能のレッテルを貼られてしまっている可哀想な人。
確かに色々と評判を落としたのは作戦上などでマズイ部分があったみたいなんですが、ロンメル将軍が「寡勢を率いて知恵と勇気で闘う」というイメージのある、みんな大好きな人気軍人で、それをよりにもよって物量戦で破ったという事で悪役にされてしまっているという部分もあるのでしょうか?
秋山殿も、どうにもモントゴメリと呼ばれるのは嫌だったみたいですね。

カエサル「流石はモントゴメリ」
ゆかりん「あのー……それはちょっと……」


一方、グデーリアンはと言えば、
ハインツ・グデーリアン
「ドイツ電撃戦の父」とも呼ばれる指揮官で、当時まだあまり信用されていなかった無線を重要視して戦車部隊を巧みに操り、電撃戦で連戦連勝した事から「疾風ハインツ」「韋駄天ハインツ」とも呼ばれるドイツ軍人の中でも稀代の名指揮官。
秋山殿もこれには満足。

エルヴィン「グデーリアンではどうかな」
ゆかりん「おぉっ!(喜)」
つーかカエサルさん、相変わらずドヤ顔発言なんですが、モントゴメリはいろんな意味で駄目でしょう。隣にロンメルファンのエルヴィンさんも居るのに(笑)
ちょっぴり空気が読めないというのは、カエサルだからなのでしょうか……。



B1bisとIV号の砲身を眺めて、めっちゃご満悦な秋山殿。とてもかわいい。



ユッピー知ってるよ! 戦車は最高だってこと!






遭難した沙織氏と一年生を捜索

暗闇の中の物音にビビる二人。



まったくビビらない華さん。頼りになります。そういえばお母さんもそういう所がありましたが、血でしょうか……。



そして、実は一番ビビっていた麻子。「おば」のつくものに弱いんですね

「お化けは、早起き以上にムリ…!」
ちなみにサウンドドラマ第3話でも、麻子はお化けは駄目というエピソードがありました。




一方、遭難現場では一年生が不安にかられていました。

でも丸山ちゃんは相変わらずどこかちがうとこ見てます。幽霊の話題の直後にこういう事されると怖い(笑)


  
大野・阪口さすがの元気者二人も不安そうです。阪口ちゃんはちゃんとアニメの予約してあるんでしょうか。不安ですよね。



ついに宇津木ちゃんが泣きだして、つられて澤ちゃん、山郷ちゃんも肩を震わせてしまう。
宇津木ちゃん、いまのところHPに書かれていた「我慢強い感じ」が全くしないんですが大丈夫でしょうか……。



みんなの不安と泣き声をよそに、またしても何かを見ている丸山ちゃん。
一体彼女には何が見えているんでしょう……。




救助隊到着で安心した一年生が沙織氏に抱きつく。
ちなみに一番最初に飛びついたのは宇津木ちゃんでした。
沙織氏は女の子の方が(女の子ばかり?)モテるというのも、実はサウンドドラマ第2話で語られてました。
ネコ……メス……(意味深)





ちなみにココで戦車が見つかっていますが、これだけだと私にはさっぱりわかりません(汗)

なかなか立派な砲塔。三突やIV号くらいの強さがあれば良いのですが……




今回の探索で新車(?)が2台追加ということで、
新チームにはOPに出ていたこの歴女チームよりも珍妙な3人組がやって来るのでしょうか。

外見から察するに、浦島太郎、桃太郎、かぐや姫がモチーフ?
チーム名は黒板の絵から見るにアリクイさんチームかな……?


もう1チームはもしかすると自動車部っぽいこの娘達が参戦するんでしょうか。
バレー部乗り換えに期待したいところではありますが、流石に戦車を余らせておく余裕もなさそうですし。



ちょうど4人いるのでB1bis搭乗しそうな気配です。チーム名はライオンさんチームでしょうかね……?
ともかく、褐色娘がエロ可愛いので期待大です。
あとは風紀委員のソド子が乗るという噂もあるとかないとか……。



ソノ・ミドリコ(園みどり子?)略してソド子



そして待ってましたお風呂シーン。

学食もそうでしたが、大浴場めちゃめちゃ広い
っていうか以前もアンコウさんチームが使っていましたが、もしかして学校の中にあるんでしょうか?



よく見るとカエサルさんはお湯の中でアグラをかいている……! こんな遠景なのに本当に芸が細かいな……!

丸山ちゃんはお風呂でも変わらず(笑)


西住殿の声で意気上がる一同。チーム間の連帯感も増し、アンツィオ戦に挑みます!

「「「「「オーーッ!!」」」」」



そしてアンツィオ戦――





ドーン!



シュカッ!



ガクリ……



勝利のハイタッチ!




いやぁアンツィオは強敵でしたね!!




ちなみに華さんが好きだと言っていたカルロ・ヴェローチェが見えます。
あの豆戦車使ってよくアンツィオは1回戦勝てましたね……。
気になって調べてみると――

※6話より
アンツィオの一回戦の相手はマジノ女学院という事で、フランスでした。
あぁ……なるほど……(察し)
つーか知波単学園って(笑)


ともかく、
アンツィオ撃破で、次は前回優勝校プラウダソ連)。使用戦車は恐らく強力なモノばかり。
果たして新戦力は役に立つのか……どうなるかとても楽しみです!






小説や漫画も要チェック!
    

ガルパンを今よりもっと楽しむために。ガルパンキャラ達の好きな戦車について。 【ガールズ&パンツァー5.5話】


皆さんこんばんは初めましてお久しぶりです。
今回は2012年の秋アニメに旋風を巻き起こしているガールズ&パンツァーの記事です。
ガルパン5.5話の好きな戦車について、それらしい記事が無いものかと探したんですが見つからなかったので、
勉強がてら作成してみました。
正直全然戦車については詳しくない人なので物足りないかもしれませんが、そのへんはお許し頂ければ幸いです。


まだガールズ&パンツァーをご覧になっていない方はバンダイチャンネルで1話と総集編の5.5話が無料で配信中ですので、是非御覧ください。
バンダイチャンネル ガールズ&パンツァーページ  (紹介PV
第1話『戦車道、始めます!』
第5.5話『紹介します!』


バンダイチャンネルには無料のサウンドドラマもあり(現在12話)、普段の彼女たちの事が更にわかるので、
アニメは見たけどそっちは聴いてないという方は、そちらも是非お聞きあれ。
個人的にはアンコウさんチームが集まって、トランプの大富豪をしているサウンドドラマ10話がオススメ。可愛く面白く普段のアンコウさんチームが表現されています。
ちなみにアンコウさんチームの好きな戦車については、公式HPのキャラ紹介ページに設置してあるサウンドドラマでも少し触れられていました。


それではそろそろ本題へ。
5.5話で紹介された大洗の娘たちが好きな戦車紹介+αです。
以下、記事の中で太字で出てくる戦車名はWikipediaにリンク。
同じくアンコウさんチームのキャラの名前は自己紹介サウンドドラマにリンクしてあります。
詳しく知りたい方はそちらもチェックしてみて下さい。
じゃ、張り切っていってみましょう。
パンツァー・フォー!





〜主人公 アンコウさんチーム〜


西住 みほ

まずは我らが西住殿。
一部ファンの間では、その指揮能力の高さから既に軍神と敬われているとか。
国語が得意で美術が苦手(一体何を描いているのか判らないレベル:沙織談)
ピーマンが嫌いで、コンビニをうろつくのが好き(サウンドドラマ第一話より)
ちょっとオッチョコチョイな所もありますが、ひとたび戦車に乗り込めば、
目の前で戦車砲をぶっ放されても全く怯まないというイカレタ素敵で頼りになる主人公。
前の学校では頼りないと言われていたらしいですが、お姉さんの存在があったからでしょうか?

(コレが西住流だというのか……恐ろしい流派だ……)


彼女が戦車道から離れた理由は、西住殿の作戦行動が論争になったということが判っているくらいで、
まだ明らかになっていません。(六話時点)

戦車が水没している様なシーンがあったのが気になるところです。

沈みゆく戦車



溺れているのは西住殿?



〜好きな戦車〜

II号戦車
(ドイツ製)
  
全長:4.81m 重量:8.9t 速度:40km/h 主武装:55口径20mm機関砲
元々は訓練用に作られた軽戦車でしたが、いろいろあって戦線に投入。
一応実戦に耐える設計ではあったため、III号、IV号(アンコウさんチームの戦車)
が出るまで主力戦車の一つとして運用されます。
主にドイツの電撃戦などで活躍。改修や派生型が多数生み出され、
最終的にはドイツ戦車で最も長く使われた戦車となりました。
戦車砲の様な大砲はついておらず、
ガルパンの様な戦車VS戦車ではなく、歩兵の援護が主任務だったようです。


サウンドドラマでは特に西住殿から戦車についてのコメントは無し。
(秋山殿は通好みチョイスと評価)
お姉さんがドイツっぽい学校に居るので、
もしかしたら西住流はドイツ車両を好んでいるのかもしれません。
ちなみにミリオタの方々にも小さくて可愛いと人気の戦車だそうです。






武部 沙織

恋愛脳というよりは、もはや恋愛オタクっぽい沙織ちゃん。
元気で明るく社交的、友情に厚く料理が上手で、しかも巨乳。
プロポーションを保つために食事制限やヨガなどもしているそうで、

正直かなりポイント(女子力)高いと思うんですが、
なにかと結婚を匂わせる発言のせいで、
高校二年生にして結婚に焦りを感じている婚活女子っっぽかったりして、
恋愛オタクっぷりが逆に恋愛を遠のかせている感じがするという、なんとも残念なキャラ(笑)


恋愛の信条は先制攻撃。
そういえば戦車載ってる時も「撃たれる前に撃っちゃってよぉ〜!」とか言ってましたね(笑)



〜好きな戦車〜
M26パーシングアメリカ製)
  
全長:8.65m 重量:41.9t 速度:40km/h 主武装:50口径90mm砲M3
大戦末期にドイツ軍の重戦車に対抗して作られたアメリカ製の重戦車。
(発表当時は重戦車だったが、後に中戦車に分類変更された)
大戦後、朝鮮戦争でも活躍し、最終的には合計2,200輌以上が生産。
アメリカの戦車らしく兵士の居住性を意識した作りとなっている。


ちなみに沙織ちゃんは男の子が好きそうな怪獣映画によく出てくるっぽいから好き……らしいです(笑)
確かに言われてみればそういう「これぞ戦車」って形していますね。
しかし沙織ちゃんは徹底してるなぁ……(笑)






五十鈴 華

華道の家元の娘。
好きな言葉は一意専心、好きな教科は古文。
華さんは、実は大食いだったり、匂いフェチだったり、大砲で濡れしびれていたり、
なにげにフェチ要素が多いキャラですね。



すっごいご飯大盛り

体育会系でもないのに昼からハンバーグとは…!


そういえば
待つ方が得意であるとか、
全然食事制限していない所(痩せの大食い?)とか、
何かと沙織ちゃんとは真逆な人物像ですね。


あと、沙織ちゃんとは付き合いが長いからか、
サウンドドラマでは沙織ちゃんの発言を結構ズバズバと斬ってます(笑)
声色から察するに、なにかと沙織ちゃんの恋愛オタク的行動に振り回されて苦労していたのかもしれませんね。
沙織ちゃん側もかなり砕けた態度で接していて、付き合いの長さと友情の深さを感じさせます。


〜好きな戦車〜
カルロ・ベローチェ(イタリア製)
  
全長:3.17m 重量:3.15t 速度:42km/h 主武装:8mm重機関銃×2
イタリアの装甲戦闘車両で豆戦車と分類される。その分類通りかなり小さい。
派生型などを含めて2000輌から2500輌が生産されたベストセラー(秋山殿談)。


平均的な中型戦車のIV号戦車が全長7.02m
小型戦車であるII号戦車が全長4.81mに対して
カルロ・ベローチェは3.17m


いわゆる戦車砲を装備しておらず、重機関銃を主砲としていて、乗員は2名。
最前線の撃ち合いではなく、主に連絡や後方警備で活躍。
日本人が思い浮かべる戦車像とはかなり違うかもしれないですね。
こんなところも沙織ちゃんと正反対(笑)


華さんも、小さくて可愛い所が良いと言っているので、
もしかしたらガルパンの世界観では結構小さい戦車が人気なのかもしれません。






冷泉 麻子

低血圧な遅刻魔。しかし天才的な頭脳を持っているため、つねに成績は学年トップ。
いきなりぶっつけ本番で戦車動かしたり、ドリフトしたりするあたり、
勉強以外も天才的な才能を持っているみたいです。

キャタピラドリフトシーン

サウンドドラマでは意外な所で突っ込みをしていたりするので、
寝ている様に見えても周りがよく見ていたりするみたいですね。



ちなみに夜は元気(意味深)



〜好きな戦車〜
パンターG型(ドイツ製)
  
全長:8.66m 重量:44.8t 速度:46〜55km/h 主武装:70口径75mmKw.K.42 L/70
パンター戦車(V号戦車)はドイツがソ連Tー34に対抗するために生み出した戦車。
G型は改良を重ねたパンター戦車の事実上の完成形で、
パンター1輌を撃破するのにシャーマン戦車5輌が撃破されていた」とも言われる程強力な戦車でした。

麻子も強いから好きと言ってますね。
ちなみに、コスパの良さも計算にいれての「強さ」らしいです。
麻子はサウンドドラマを聞いていると、割りと覚めた目線というか現実的なコメントが多いですね。
遅刻に関してもちゃんとギリギリ留年しない所を狙っているのかも?






秋山 優花里

私のガルパン一押しキャラ!
秋山優花里殿!
かわいい!
良く気が付き、元気で明るい!



オタクキャラ



解説参謀キャラ



ボケとツッコミ



犬キャラ
※ちなみにコレは「命令して下さい! 西住殿!」と言っているシーン



ちょい百合キャラ



少しのお色気



この全てをこなすという多才ぶり!
それでいてどこか子供っぽい感じのキャラ造形!
良いですねホント。
こういうガチのオタクキャラって結構扱い難しいと思うんですが、
嫌味とか無く、良い感じに仕上げられてますね。
戦車オタクで、練習試合では砲手で大活躍していたにも関わらず、
ともすれば一番地味で初心者向けな装填手を、嫌がる事なくやっている所もポイント高いです。
もこもこ髪もタレ目もすごく可愛いです。
あ、そうそう、ゆかりんファンならサウンドドラマ第9話は必聴ですよ!


〜好きな戦車〜
7TP双砲塔型ポーランド製)

全長:4.60 重量:9.9t 速度:32km/h 主武装ボフォース45口径37mm砲
ポーランド最強の軽戦車……らしいのですが、
資料を見るに、実戦ではあまり活躍は出来なかった模様。
7TPという名前は「ポーランド軍7トン戦車」という意味らしいんですが、
最終的に重量は結局「9トン」を越えているという……なんだかよく判らない戦車ですね(笑)


秋山殿は主砲が2つ付いてるのが個性的で良いんだとか。
実はこの7TP戦車、実は本編6話に出てきていたそうで、
登場シーンは……





※煙吹いてやられている方です。



秋山殿は戦車オタクなだけあって、好きな戦車をもう一つあげています。
ナヒュール中戦車(アルゼンチン製)

全長:6.223m 重量:35t 速度:40km/h 主武装:75mm30口径
アルゼンチン初の国産戦車(中戦車)
秋山殿によれば、16両しか生産されていないのがレアで良いとかなんとか(笑)





以上がアンコウさんチームです。
アンコウさんチームが乗っている戦車はIV号戦車(ドイツ製)
  
全長:7.03m 重量:25.0t 速度:38km/h 主武装:24口径75mm Kw.K.37
形式はD型。
IV号戦車は改修型や発展型などが多数作られ、大戦を走りきったワークホースとも呼ばれるとても良い戦車。
でも対戦車撃破性能はそれほど高くないみたいですね。
IV号戦車は、改修・発展に優れている戦車なので、パワーアップイベントに期待したい所。






〜生徒会 亀さんチーム〜


角谷 杏

特には何もせず芋食ってるだけのちっちゃい生徒会長。
時折口を開いては、周りを敵味方問わず強烈に振り回している印象。
戦車でもほぼ座ってるだけなのですが、なにやら不思議な威厳があります。
そういえば一度も誰にも文句を言ってない(?)あたりは大物感ありますね。



一応戦車長と通信手という役割のはずなのですが、ホント座って芋食ってるだけ(笑)



衝撃的だったこのシーン。
でも、コレを見ていた副会長はサラッと流してました。
一体この三人はどういう関係なんでしょうか……


〜好きな戦車〜
T28重戦車アメリカ製)
  
全長:11.1m 重量:86.2t 速度:19.3km/h(実際には13km/h程度?) 主武装:T5E1 105mm砲
ドイツのジークフリート線という防御陣地を突破する為に作られた重戦車。
全長11mで、重量が86トンもあるため履帯が2つづつ着いているという、とにかくデッカイ戦車です。
この重量で、後に中戦車クラスになるM26パーシングと同じエンジンを使っていたそうで、
速度が20キロ出ないとかなんとか。(ちなみにパーシングは約42t、T28は86t)
この時代の兵器ってロマンがあるというか大雑把というか(笑)


実はジークフリート線というのはプロパガンダ的な物が大きかったそうで、
最終的にT28は投入されず2輌のみ生産。


大雑把だったり、判りやすくデカかったりして、
何となく生徒会長のイメージにピッタリな戦車ですね。
このデカイ戦車の中で干し芋食ってる生徒会長って絵になりそう(笑)





小山 柚子

実は副会長な、生徒会のおっぱい担当。
常識人っぽいですが、なにげに肝が座っていたり、笑顔で脅したりと黒い部分も見え隠れ。


〜好きな戦車〜
九七式中戦車 チハ(日本製)
  
全長55.5m 重量14.3t〜14.8t 速度38km/h 
武装:九七式五糎七戦車砲(口径57mm、18.4口径)ないし一式四十七粍戦車砲(口径47mm、48口径)
九七式中戦車。通称チハたん
日本製の中戦車で、一部でカルト的な人気を博す戦車。
ミリタリーを詳しく知らない方でも、もしかしたら聴いたことがあるかもしれません。
中戦車と言うには脆弱な火力、歩兵のライフルで装甲が貫通される事もあった等から、
やられメカ的人気があり、擬人化やデフォルメも盛ん。
詳しく知りたい方はチハたんで検索してみてください(笑)


副会長が何故チハを好きなのかは良くわかりません。
可愛いからでしょうか?
無理矢理その理由を読み取るとしたら、
「小さい」会長と「装甲の薄い」桃ちゃんみたいで可愛いとかでしょうかね。


ガルパンでもやられメカとして、恐らく作中最強の西住姉に見事なまでにボコられております。
これはさすがの配役と言えるでしょうね(笑)

無惨に破壊されているチハたん






河嶋 桃

副会長に間違えられがちな、生徒会の広報。
戦車道では砲手を務めているが、弾は当たった試しがない。
聖グロリアーナ戦では最接近したのに見事に外す。



(でもこれは当たっていても多分跳ね返されてた)



6話で追い詰められて思いっきりキャラ崩壊していた所を見ると、
弾を当てられないのは技術ではなくメンタル面の問題かもしれません……。



そういえばココで副会長の事「ユズちゃん」って呼んでましたね。
生徒会チームは、みんな大洗出身者だし、もしかすると三人は幼馴染で、
桃ちゃんは昔は副会長に守ってもらってる子だったのかな?
そう考えると「いかにも副会長やってそうなのに実際には広報」という立場なのも頷けるかも。


〜好きな戦車〜
ティーガーII(ドイツ製)
  
全長:10.28m 重量:69.8t 速度:38km/h 主武装:71口径8.8cm KwK 43 L/71
ティーガーIやパンターで得た技術を更に注ぎ込んだ、第二次世界大戦最強と言われる重戦車です。
大戦中にこの戦車の前面装甲(一番分厚い)を貫通した戦車は無かったとの事。
火力もティーガーIの56口径から更に強力な71口径に。
敵軍の有効射程のはるか向こうから、全ての戦車を破壊する大口径で狙い撃ちに出来たそうで、
敵である連合軍からすると無茶苦茶な超兵器に見えたことでしょう。
分厚い装甲が重くて重くて、防御ではまさに無敵の大活躍だったのですが、
攻める時には燃料も食うし遅いしで、お荷物気味になることも多かったとか。
ある意味スーパーロボットの様なロマンの塊の戦車ですね。


これを桃ちゃんがチョイスしているのは判りやすいですね。
ミーハーというか、圧倒的な力へのあこがれというか(笑)
副会長が最弱クラスのチハをチョイスし、桃ちゃんは最強のティーガーIIをチョイスするというのも中々面白いですね。




以上が、生徒会・亀さんチームです。
亀さんチームが乗る戦車はT-38戦車B/C型チェコ生まれのドイツ製)
  
全長:4.61m 重量:9.5t 速度:42km/h 主武装:3.7cm KwK 38(t)
元々はチェコ設計の戦車だがドイツにチェコが併合された後も使い続けられた、ドイツ軍の大戦初期における主力戦車の一つ。
しかし大戦初期の軽戦車であり、大戦後期には火力不足から、主力を退いて偵察や警備などの任務にあたる様になる。
アニメでもいまだ一度も敵を撃破していない。(そもそも弾を当てていないけど)
恐らくこれから出てくる敵戦車の装甲は38(t)の主砲では抜けないので、履帯に当てて行動不能にするしかないと思われるが……。
果たしてへっぽこ砲手の桃ちゃんにそれが出来るのだろうか……。






〜バレー部 アヒルさんチーム〜


磯辺 典子

バレー部の熱血キャプテン。
バレーでのポジションはセッター。戦車道では装填手と戦車長を担当。
戦車道でもキャプテンとしてきっちりと一年生三人をまとめています。
あの統率力は大したものですね。



6話では発煙筒をバレーボールのサーブみたいに飛ばして敵戦車に命中させるという離れ業もやってのけました。
小柄ではありますが、運動神経はかなりよさそう。



凄いコントロール


「逆リベロよ!」とか「Bクイック大成功!」とか迷言を飛ばすあたりは、
体育会系特有の閃きと感性で生きるタイプっぽい感じ(笑)
練習試合でまず経験者(西住殿)のいるチームを倒しに行ったり、
八九式の軽くて小さな車体を活かしたBクイック作戦を閃いたりと、
さすがにセッターだけあって(?)、頭の回転が速そうですね。
他3名がユニフォームなのに、彼女だけ体操服なのは何故なのでしょう?
背が低かったせいでレギュラーじゃなかったとか、
一年生にユニフォーム作ってあげたらお金が無くなっちゃったとか……?
小さい身体で体操服・スパッツというのは一部好事家にはすごく受け良さそうですし、
外見的に違いが出て判りやすくて良いのですが、どんなエピソードがあるのか気になる所です。
ちなみに身長は143cmで、一年生チームの小さい子達よりも小柄です。でも会長よりは1cm高いです。
余談ですが担当声優は菊地美香さんです。「ばっちゃが言ってた!!」


〜好きな戦車〜
M3スチュアート軽戦車アメリカ製)
  
全長:4.53m 重量:12.9t 速度:57.9km/h 主武装:37mm戦車砲M6
小さくて速い、小回りの効く軽戦車。5,811両を生産。
軽い車体は砂漠でも活躍し、速度もそれなりに出るため、装甲車としても長く愛用されました。
大戦当時、日本軍も鹵獲して使っていたそうです。


小さいけれど、とても器用ですばしっこいっていうのは、キャプテンのイメージと一致しますね。





近藤 妙子

ココぞと言う時にサービスエースを決めるバレー部のエース(候補?)
何事にも一生懸命で、トレードマークは赤いハチマキ。
戦車道では通信手で車載機関銃の射手も務める。
たまに空気が読めない所があるらしい。


〜好きな戦車〜
シャーマン(M4中戦車)アメリカ製)
  
全長:5.84m 重量:30.3t 速度:38.6km/h 主武装:37.5口径75mm戦車砲M3 ないし、52口径76.2mm戦車砲M1
アメリカの戦車といえばコレという、量産型傑作戦車。
第6話の敵であるサンダース大学附属高校が使っていた車両です。
全車種で49,234もの車両が作られたベストセラー。
性能自体は平均的な中戦車なのですが、サンダース高校のアリサ(CV平野綾)も言っていた様に、
この戦車はとにかく扱いやすく信頼性に優れ、作りやすいのが長所。

「バカでも乗れるくらい操縦が簡単で、バカでも扱えるマニュアル付きよぉ!」
利点を最大限活かして、シャーマンは性能が上回る相手であっても、人海戦術集団戦法で倒しました。
ガルパンでも増援に来たシャーマンを見てアリサ達が涙目で「キタァー!!」って喜んでるシーンが印象的。

「キタァー!!」

援軍の登場に涙目でハイテンションになる一同。アメリカっぽい。奥の装填手ちゃんが可愛かった。
戦いは数だよ兄貴!






河西 忍

前向きだけど少し短気な所もある、つり目がキュートなアタッカー。
戦車道では操縦手。
落ち着いた雰囲気と容姿から大人っぽく見えますが一年生です。
(というかキャプテン以外は全員一年)
戦車を探す時はキャプテンと一緒に崖を降りてました。
一年生だけど他の二人よりもキャプテンに頼りにされてそうな雰囲気がありますね。


〜好きな戦車〜
M36ジャクソンアメリカ製)
  
全長:7.46m(砲身含む) 重量:28.1t 速度:48km/h 主武装:50口径90mm M3
90mm砲を装備する、対戦車用の戦車(駆逐戦車・戦車駆逐車)
ドイツ軍が持つティーガー等の重戦車に対抗する為のアメリカ製戦車です。
強力な火力は、期待通りドイツの重戦車を撃破しました。
忍ちゃんはアタッカーらしく、パワー大好きみたいですね。






佐々木 あけび

おっとりした性格で、我慢強いブロッカー。
おっぱいとその容姿から、一部ファンの間で人気。
戦車道で務めるのは砲手。おっぱい。
戦車内ではキャプテンの隣にいるので出番や台詞が少し多めで、
ちょっと間の抜けた感じのやりとりにニヤリとさせられます。
グロリアーナ戦で砲弾を跳ね返された時に「サーブ権とられたぁ〜……」って言ってるのが可愛い。


〜好きな戦車〜
M47パットンアメリカ製)
  
全長:8.51 重量:46t 速度:48km/h 主武装:50口径 90mm M36
第二次大戦後に、シャーマンの後継機として新機軸を盛り込んで設計された意欲的な中戦車。
しかし朝鮮戦争に間に合わせる為に開発期間があまり取れず、あまり成功した戦車とはいえないみたいです。
でもアメリカから大量に払い下げされたので知名度はそれなりにあり、運用歴も長いとの事。
ある意味であけびちゃんと同じように「我慢強い」と見る事もできるか……?




以上がバレー部・アヒルさんチームです。
ヒルさんチームが乗る戦車は八九式中戦車甲型(日本製)

全長:5.75m 重量:11.9t 速度:25km/h 主武装:九〇式57mm戦車砲
日本陸軍初の国産制式戦車。
軽戦車で、世界で初めて大量生産されたディーゼルエンジン戦車でもある(バレー部が使っている甲型はガソリン)。
終戦まで使われたが、開発が1929と大戦初期だったこともあり、
太平洋戦争では同重量域であるM3スチュアートにも歯が立たない有様だったらしいです。


そもそもの能力も、ちょっとアレなんですが、
元があくまで歩兵支援用の戦車なので、まともな戦車相手では主砲が全て装甲に跳ね返されるので、逆立ちしたって勝てません。

大丈夫、跳ね返した



装甲も薄いので、戦車砲をどこに当てられても即撃沈。

乗員の士気は高いし弾も良く当てているんですが戦車がこれでは……。
現在は小回りを活かして囮になったり、偵察をこなしていますが、
一度くらいは敵を撃破するところを見てみたいですね。






歴女 カバさんチーム〜


カエサル

歴女チームの戦車長。
リーダーで、戦車道の会議にもチームの代表として参加しています。
会議でも妙な発言は無く、あの中では比較的常識人?



会議での様子。何故かドヤ顔。他のシーンでも不敵に笑ってたりドヤ顔してる事が多い。


戦車道では装填手を務めています。
第二話では装填に少し苦労しているような表情も見られました。

ドヤ顔してない貴重なシーン


ご存知かと思いますがユリウス・カエサルは「ブルータスお前もか」の人ですね。
正直、あんまりユリウス・カエサルの見た目のイメージとか沸かないので、他の子達よりコスプレ感は薄いかもしれません。
ちなみにソウルネームはカエサルですが、茨城県つくば市の出身です。


〜好きな戦車〜
ダ・ヴィンチ円形戦車

全長:? 重量:? 速度:? 主武装:?
レオナルドダヴィンチがスケッチしていた戦車。
中に人とか馬とか牛を入れて動かそうとイメージしていたとかなんとか。
しかし、そりゃ確かに戦車といえば戦車なんですが、これって有りなの?(笑)
どうやらカエサルさんはローマ史だけではなく、イタリアの事も大好きみたいですね。



アリエテ(イタリア製)
  
全長:9.67 重量:54.0t 速度:65km/h 主武装:44口径120滑腔砲
カエサルさんの、もうひとつの好きな戦車。
イタリアの第三世代(最新)の戦車で、第二次大戦後の初めてのイタリア独自設計の戦車。イラクにも派遣された。
イタリアらしくデザインがかっこいいと評判とかいう話もあるとかないとか。
比較的常識人かと思われたカエサルさんも、世界最古(?)の装甲戦闘車両とイタリア最新戦車を並べるあたり、
やっぱり他の歴女達に負けず劣らず自由人というか、只者ではないみたいですね……(笑)






エルヴィン

ドイツ軍きっての実力と人気を誇る軍人であるエルヴィン・ロンメルをソウルネームにするエルヴィンさん。
Wikipediaをでも、冒頭からえらい勢いで賞賛されており、記事の量も半端じゃありません。
そういえば、「砂漠の狐」を異名に持つロンメルがソウルネームなだけあって、どことなく狐っぽい気がします。
現実のロンメルが率いる隊では、ガルパンで生徒会チームが乗っている38(t)戦車を使っていたそうです。
秋山殿が最初に38(t)を見つけた時にそう言って興奮してましたね。

「38(t)と言えば! ロンメル将軍の第7装甲師団でも主力を務め、初期のドイツ電撃戦を支えた重要な戦車なんですよぉ〜。軽快で走破性も(以下略)」



エルヴィンさんに話を戻しますと、戦車道において彼女は、戦車長と通信手を兼任。
カエサルさんがリーダーで、エルヴィンさんが車長というダブルリーダー性をとっているのは、
カエサルの提案なのか(カエサル三頭政治だけど)、
それとも第二次大戦や戦車に詳しいであろうエルヴィンを参謀ポストに置くためなのか。
よくわかりませんが、なにかと濃ゆい彼女たちなので色々と事情を勘ぐってしまいますね。
ちなみに彼女も茨城県つくば市出身です。ドイツ人じゃありません。


〜好きな戦車〜
ヤークトパンター(ドイツ製)
  
全長9.87m 重量45.5t 速度55km/h 主兵装:71口径88mm Pak 43/3もしくは43/4
パンター戦車を対戦車用の戦車(駆逐戦車)に改造した戦車。
麻子のお気に入りである、総合的なバランスの良いパンター戦車に88mmの大砲を積んで、砲塔を無くした戦車です(大雑把)
「ヤークト」とはドイツの駆逐戦車に付けられる単語で、「駆逐」という意味があるのだとか。
大戦末期に量産されたため、415輌しか生産されていないのですが、性能、評価共にかなり高いみたいですね。






左衛門佐

「左衛門佐」は最近のアニメファンならご存知の方も多いと思われる真田幸村が、豊臣秀吉から頂いた位の名前です(従五位下、左衛門佐)
某ゲームやアニメで歴女ブームに火を付けた武将の一人ですね。
ガルパンの左衛門佐さんは、何故かずっと片目を閉じていますが、
あれは単なる中二病という訳ではなくあれは暗殺者が常に暗闇で動ける様にするという仕草で、やっぱり単なる中二病です。


ところで左衛門佐さん、第二話で戦車を探す時に沼に潜って居ましたが、

こんなことがサラリと出来ちゃうあたり、真田十勇士あたりもきちんとカバーしていそうです。


なにげに他の歴女達も水蜘蛛で水面に浮いているんですが、選択科目に「忍道」とかあったので、
もしかしたら他のチームにもこういう事が出来る人いるのかもしれません。

忍道はともかく仙道って一体何をするんだろう……。


そういえばバレー部も戦車を探す時に絶壁の崖をラペリングしていましたね。

これも忍道授業の成果……?


左衛門佐さんは弓が得意で、オフィシャルホームページでも立派な和弓を携えています。
これは真田幸村が「不思議なる弓取り」という異名からだと思われます。
戦車道で砲手を務めているのも、弓での集中力を買われているのでしょう(多分)
ところで左衛門佐さんは選択科目で弓道や忍者道もやりたそうなものなのに戦車道を選択したのは、
乙女のたしなみだからなのか、それともエルヴィンさん達に付き合ったからなのか。
みほ達、戦車道の仲間には彼女ら歴女の在り方はわりかしあっさりと受け入れられている感じですが、彼女たちの普段の授業風景って一体どんな感じなのでしょうか……。


〜好きな戦車〜
M4中戦車HVSS・105mm榴弾砲搭載型アメリカ製)
バレー部の近藤妙子さんと同じくシャーマンなのですが、
シャーマンは5万輌も作られただけあって、バリエーションが非常に多く、(バレー部の近藤妙子さんは全バリエーション好きらしい)
左衛門佐さんが好きなシャーマンはHVSSサスペンション仕様の105mm榴弾砲搭載型という事になります。
  
正直私みたいな素人だとどれがどれだか判らないところもあるんですが(汗)
こういう多様性と量産性に優れた設計が、シャーマンが「偉大なる凡作」と呼ばれる傑作戦車の所以なのでしょうね。






おりょう

幕末史歴女坂本龍馬の奥さんの「お龍=おりょう」がソウルネーム。
でも、ソウルネームはおりょうなんだけど語尾は「〜ぜよ」なんですよね。
ダブルニーミングでしょうか?
まぁ龍馬は愛妻家だったとの事なので、その奥さんに憧れるのも判りますね。
ぼさぼさ頭にメガネがキュート。
他の歴女さん達もそうなんですが、
これから先公式キャラページの表情集みたいな顔をする事はあるのでしょうか。楽しみです。
制服に羽織という風体も可愛いですね。しかし女子の制服って何にでも合うな……。


〜好きな戦車〜
ティーガーI(ドイツ製)
  
全長:8.45m 重量:57t 速度:40km/h 主武装:56口径8.8cm KwK36 L/56
一般人でも名前位はどこかで聴いたことがあるかもしれないという伝説的な戦車で、
当時間違いなく世界最強を誇った重戦車といわれます。
主砲は極めて強力な8.8cm砲で、1日で27両の敵車両(内、戦車12)を破壊した事も記録に残っているほど。
しかし重すぎる装甲と強力すぎる主砲の為、機動性はあまり良くなく、
整備や戦線移動なんかは大変だったとか。


ソウルネームは龍だけど好きな戦車はタイガー……これいかに。




以上が歴女・カバさんチーム。
戦車道という世界観の中に居てもなおハッキリと異彩を放つ、ものすごく濃ゆいメンツです……。
彼女たちが乗り込む戦車は、III号突撃砲F型(ドイツ製)
  
全長:6.31m 重量:21.6t 速度:40km/h 主武装:75mmStuK40 43口径または48口径
生産数は派生系も含めると約10,500輌で、ドイツで最も製造された装甲戦闘車両。
車高が低いために弾が当たりづらく市街戦などでは隠れやすい。
防御戦や待ち伏せ戦、または敵陣地への攻撃に適している戦車。
この辺りのエピソードはアニメでもすごく印象的な場面がありましたね。

「サントツは車高が低いからな!(キリッ」
なんだかんだで戦車道でもヤル気には満ち溢れているこのチーム。
かなり独特の雰囲気ですが四人とも仲がとても良さそうなのでやりとりを見ていて楽しいですね。




〜一年生 ウサギさんチーム〜


澤 梓

一年生チームのリーダーで車長。面倒見がよく慎重な性格でチームのまとめ役。
言動を見ていると素直そうで責任感もありそうな娘ですね。
サンダース戦を見るに、状況判断能力も割りと良い物を持っている様にも見えますし、
キリッとした少し太めの眉毛も、どことなく意思が強そうに見えます。


ウサギさんチームのキャラは全員、サッカー女子代表(なでしこジャパン)の名前が使われています。
澤 梓ちゃんの場合は、
ご存知キャプテン澤 穂希と、ディフェンスリーダー岩清水 梓
というリーダー格二人から取られています。
果たして彼女が「苦しい時は私の背中を見て」的な事を言う日はやって来るのでしょうか。
今後の活躍に期待です。


〜好きな戦車〜
巡航戦車コメット(A34)(イギリス製)
  

全長7.77m 重量33t 速度50km/h 主武装:50口径77mm戦車砲Mk.II
ティーガーIや火力強化型のIV号戦車などの強力なドイツ戦車に遭遇したイギリスが作った巡航戦車(中型に分類)
速度が速く、信頼性も高かった戦車として完成しましたが、出来あがったのが大戦末期だったので、
本格的な量産を行う前に終戦を迎えて、目立った活躍はできずに終戦を迎えたみたいですね。






山郷 あゆみ

黒髪のロングヘアが特徴的な、主砲の砲手担当。
普段はボーイッシュな性格らしいですが、ストレスを溜め込んでしまう事もあるみたい。
名前の由来はなでしこジャパンゴールキーパー
山郷のぞみ海堀あゆみから。
ちなみに一年生チームの中では一番の長身。


〜好きな戦車〜
ヤークトティーガー(ドイツ製)
  
全長:10.654 m 重量:75 t 速度:41.5km/h 主兵装:55口径128mm Pak44 L/55
ティーガーIIをベースに作られたドイツの重駆逐戦車。
元々「3,000mの距離で敵戦車を撃破可能な自走砲」がコンセプトで、
その高価な砲を守る為に凄く分厚い装甲をつけたのがこのヤークトティーガー
スペック上はまごう事のない最強戦車なのですが、実戦で使うには燃費やら移動距離やら色々と問題があったみたいですね。
ドイツは資源事情からどうしても量より質という事になりがちなのですが、
それにしてもティーガー系列はどれもスーパーロボットって感じのごっつい戦車ですね。


ヤークトティーガーは見た目はゴツイけど、度を越した重量のために、あちこちに故障を抱えやすかったそうで、
見た目とのギャップや、ストレスを溜め込みやすいという山郷あゆみちゃんのキャラクターに良く合っている様に思います。






丸山 紗希

常に皆とは違う方向を向いている大人しいマイペース(?)な女の子。
でも皆から離れて行動はしていないので、協調性はあるのかもしれないですね。

その仕草から一部のファンからは「天使」とも言われています。
声優がクレジットされていないので、もしかするとこのまま喋らない可能性も……。
戦車道では装填手を努めます。きんつばと昆布茶が好物という渋い好み。
もしも戦車道を選択しなかった場合は仙道を履修してた様な気がします。
名前の由来はFWの丸山桂里奈とDFの熊谷紗希


〜好きな戦車〜
M36ジャクソンアメリカ製)

丸山ちゃん、まさかの駆逐戦車チョイス。
何処を見ているのか良くわかりません。流石です。
バレー部のアタッカー河西 忍ちゃんと同じ戦車です。
なかなか思わせぶりなものを感じますね。
丸山ちゃんも激しいものをうちに秘めていたりするんでしょうか……。






阪口 桂利奈

アニメ好きでHDDの残量を心配している。思ったことをすぐ行動する積極派。
明るい子揃いのウサギさんチームの中でもひときわ明るく見える女の子。
なんとなく他の子達よりもちょっと子供っぽく見える気がします。
名前はMF阪口夢穂とFW丸山桂里奈から。
二度目登場の丸山香里奈。なにか理由でもあるんでしょうか。
阪口の方はボランチ(サッカーでチームの舵取りをする役割)だから操縦手みたいな事かな?


〜好きな戦車〜
KV-2ソ連製)
  
全長:6.95 m 重量:52 t 速度:34 km/h 主兵装:20口径152mm榴弾砲M10
砲塔がものすごく特徴的なソ連の重戦車。
152mm榴弾砲を乗っけるのがコンセプト……って何処かで聴いたような話です。
ドイツも結構無茶なモノ開発してますが、ソ連ソ連で妙な戦車作ってますね。
戦車って結構お国柄がモロに反映される兵器なのが面白い気がします。
ともすればネタ兵器にも見えるKV-2ですが、分厚い装甲と榴弾砲の破壊力で活躍し、
ソ連兵からはドレッドノート、ドイツ兵からはギガントと呼ばれたとか。
でもやっぱり構造的に無理があったのか、あまり量産はされずに終わってしまったみたいです。(202輌生産)
阪口ちゃんは、性能とかよりも漫画とかアニメに出てきそうなKV-2の見た目で惚れた感じでしょうかね。






宇津木 優季

ちょっとのんびりとした口調が特徴のマイペースな娘。
澤ちゃんとは違う感じの整えられた感のある太眉が可愛いです。
辛抱強いタイプで、結果が出るまで我慢出来るタイプらしい。
ですが、聖グロリアーナ戦では山郷ちゃんと一緒になって悲鳴をあげて逃げてしまいました……

「もういやぁ〜!」
あと、誰かの言動にリアクションやコメントをする事が多いのも特徴でしょうか。
なんとなく喋りや仕草がエロいというか甘ったるいというか、男受けしそうなフェロモンがある娘。
戦車道では通信手。ヘッドホン姿が何か可愛い。あと整備のチェックもしてました。
名前は、MF宇津木 瑠美とFW永里 優季(永里は旧名で現在は大儀見)からとなっています。


〜好きな戦車〜
M24(チャーフィー軽戦車)アメリカ製)
  
全長:5.56 m 重量:18.4t 速度:約56 km/h 主武装:40口径75mm戦車砲M6
M3軽戦車の主砲37mmでは、対ドイツ戦車戦では勝てないということで作られた戦車。
M3に比べて戦車砲は重くなったが、被弾経路を高めた装甲形式の工夫で装甲重量を落としているため足回りも軽快。
第二次大戦では期待通りにドイツ中戦車などを撃破していた様ですが、朝鮮戦争ではロシアの主力戦車に苦戦。
その後は後続機のM41に役目を譲り、各国に払い下げられて日本の自衛隊でも愛用されました。
M4シャーマンと共に初代ゴジラにも出てくるそうです。






大野 あや

第二話でネットに書き込んだ時の反応が印象的な、底抜けに明るいムードメーカー。
ツインテールメガネっ娘
ストラップ集めが趣味だそうですが、つける主義ではないのか、そんなにジャラジャラしてないですね。
公式HPの文章だと、他にも変な趣味を持っていそう。

ウサギさんチームのマークと同じストラップ。
聖グロリアーナ戦での待ち時間にやっていた大富豪では、クイーン4枚で革命してました。

トランプに興じる6人。まさかこのあとあんな事になるなんて……。
戦車道では副砲の砲手。
名前はFW大野 忍と、MF宮間 あや から。
大野 忍さんはムードメーカーというイメージがあるのでピッタリかも。


〜好きな戦車〜
オチキス H35(フランス製)

全長:4.22m 重量:11.37t 速度:28km/h 主砲21口径37mmピュトーSA18
第二次大戦よりも前に作られたフランスの軽戦車。
なのですが――
歩兵科向けに作った筈が、「欠陥が多すぎる」と採用を拒否されてしまったとか、
最高時速の28km/h出ることは無いとか、ブレーキの効きが悪いとか、変速ギアボックスに不具合があるとか、二人乗り設計なせいで戦闘しづらいとか、その上故障が頻発するとか……。
チハたん並にポンコツ扱いされてる様な記事が目立ちます……。
大野ちゃんは変わった趣味をしてるとの事なので、このチョイスもその一環なのでしょうか。






以上が一年生・ウサギさんチーム。
人数が多いので、いまいち個性が薄いとか言われますが、
よく見ていけば結構判りやすくキャラ付がなされている事が判ります。

特にこの絵は、一年生のキャラクターがよく現れていると思います。
これから先の事考えているからか、なにやらお疲れ気味の澤ちゃん
「もーびしょ濡れ〜」と、笑顔だけどちょっと不満気な山郷ちゃん
どっか見ている丸山ちゃん
「恵みの雨だ〜!」とか言って子供みたいにはしゃいでる阪口ちゃん
「ブラ透けちゃうよぉ〜」と、なにやらエロい宇津木ちゃん
ホースで水巻いて遊びながら掃除しようという良いムード作っている大野ちゃん。
(そして、一年生にしか見えない会長)
聖グロリアーナ以降、真剣に取り組むと決めた一年生チーム。
これから先どんな成長と活躍を見せてくれるのか期待は大きいです。


さて、彼女たちが乗り込む戦車は、
M3中戦車(M3リー)アメリカ製)
  
全長:6.12m 重量:26.0t 速度:39km/h 主兵装:M2-75mm戦車砲、M6-37mm戦車砲
M3中戦車は、「リー」と「グラント」という2つの愛称があり、
アメリカがイギリス仕様にして売ったのを「グラント」
アメリカがそのまま使っていたのを「リー」と呼ぶそうです。

大砲も2つもっています。
ドイツのIV号などの中戦車に対応できる戦車を……という事で作られたのがM3中戦車。
バランスが良く、信頼性も高く評価された戦車で、M3リーを大量生産した経験がM4シャーマンの大成功を生んだとも言われます。
次に作られたM4シャーマンがあまりにも有名過ぎて、特徴的なシルエットの割にはあまり有名では無い気がします。
ガルパン旋風で下克上なるか……!?





かなーり長くなってしまいましたが……以上です。
読んで下さった方ありがとう、そしてお疲れ様です。


そういえばBD・DVDには特典オリジナルアニメが同梱されるそうで。
バンダイチャンネルで少しだけ見られるのですが、これはかなり期待できそうですよ。
ガールズ&パンツァー 第一巻OVAダイジェストムービー
毎巻ついてくるという話も聴きますし、これはBDマラソンしないといけないようだぜ!




戦車について知らない事ばっかりで、書き終えるのに1週間以上かかってしまいました。
もう7話が放送されているじゃないか……。ガクリ……。


さて、ガルパンはこれから中盤戦。
Twitterの感想を見ていると7話もかなり好評な様子。
水島監督はストーリーのペース配分に、(俺の中で)定評があるのでこれからも期待できそうです。
それでは皆さん、またいつか更新する日まで。




〜関連商品〜